ミステリと言う勿れ 1巻 登場人物 あらすじ 感想「バスジャック」

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田村由美先生の漫画「ミステリと言う勿れ」1巻。エピソード1~2「前半」まで。登場人物とあらすじを紹介しています。感想には、多少ネタバレありますが詳しくは紹介していません。エピソード1は、整くんが容疑者に。エピソード2は、目的不明のバスジャックにあいます。整くんの話しが面白かったです。

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「ミステリと言う勿れ」 1巻 登場人物・あらすじ・感想

発行:2018年1月15日

著者:田村由美

【エピソード1】容疑者は1人だけ

登場人物

久能 整(くのう ととのう) 主人公 大学生。子供の頃、トトロと呼ばれていた。

大家さん 久能くんが住んでるアパートの大家。

寒河江 健(さがえけん)殺害された 久能くんと同じ高校と大学の学生。金持ち。モテていた。

<大隣警察署>

 鑑造(やぶかんぞう)  警部補 奥さんと11歳の息子が引きびげにあった。死に目に会えなかった。

青砥 成昭(あおとなりあき) 巡査部長 目がするどいメガネの男性。無実に人を逮捕した冤罪歴あり。

池本 優人(いけもとゆうと) 巡査 若い男性。妊娠5ヶ月の妻がいる。

風呂光 聖子(ふろみつせいこ) 巡査 若い女性。飼っていた猫が亡くなった。

乙部 克憲(おとべかつのり) 巡査。娘さんがいる。

あらすじ

寒い冬のある日、久能くんが家でカレーを作っていたら警察官が訪ねてきました。

久能くんと同じ大学の学生、寒河江が殺され、久能くんに容疑者に。

2人が公園で言い争っているところを目撃されていた。

さらに、犯行凶器の果物ナイフに久能くんの指紋がついていました。

感想(ネタバレあり)

久能くんは人の話をよく聴いてる。

一見、なんでもなくやり過ごされてしまう話なんだけど、実はそこから色んな事が見えてくる。

すごく面白いと思いました。

池本さんの話しだったら、そこから夫婦仲についてや奥さんの気持ち、状態まで、まるで霊能力者(笑)のごとくです。(もしかして霊視する人達って久能くんのような才能の持ち主?)

久能くんの話しにはビックリします。

2人の人間がいたら2人からみた真実、感情、はもちろんのこと、第3者からどう見えるかなど…会話してるだけで、こんな多方面からみたときの状況、気持ちなどを考えられるって凄すぎます。

あくまでも客観的な立場で話していますが、行きつく先は「愛」を感じました。

そりゃあ、怒りますよ。無実なのに殺人犯にされたんですよ。

怒って当然でしょ。

そのぐらいさせてあげてよね!

本当だったら警察を訴えてもいいぐらいですよ。

本当に面白いお話でした。

自分の感情を優先して物事の善悪を判断してる自分も・・・反省しました。(^^;)

エピソード2:前編】会話する犯人

登場人物

久堂整 (主人公) 大学生

池本さん 大隣警察署。巡査。

青砥さん 大隣警察署。巡査部長。

バスの運転手 若い運転手

<バスの乗客>

淡路一平(あわじいっぺい) コンビニでバイトしている気の弱そうな若者

坂本正雄(さかもとまさお) 職探し中のガタイのいい男性

柏めぐみ(かしわめぐみ) 主婦 クリニックに通ってる気の弱そうな女性。

露木リラ(つゆきりら) ベレー帽の女性。ジャーナリストだが、小さな町工場の事務員と偽る。

奈良崎幸仁(ならさきゆきひと) 大手保険会社で重役だった。現在は定年退職してボランティア活動している。部下に「鬼」と呼ばれていた。

小林大輔(こばやしだいすけ) 無職の太ったマスクの男。祖父のお見舞いに行く途中。コミュ障。

黒田翔 (くまだしょう)男前。院生。執念深い。

犬堂オトヤ(いぬどうおとや) バスジャックした男。切れやすい。

犬童ガロ(犬堂ガロ)バスジャックの仲間。

あらすじ

秋の夕暮れ、今回もカレーを作る久能くん。

そこへ大隣署の池本さんが訪ねてきました。最近、連続殺人事件が起きていると言います。

整くんは美術館へいきたかったので、早々に池本さんを帰し、自分も家を出ました。

出かけるのが遅れた整君は、出ていこうとしてるバスに無理やり乗り込みます。

バスに乗ることができ安心したのかウトウトしはじめました。

すると他の乗客が「いつもと道が違う」と騒ぎはじめます。

騒ぎに目をさました整くんはバスが美術館に向かっていないことに気がつきます。

運転手さんに行先を確認しようと立ち上がると、目の前にナイフを持った男が立ちはだかっていました。

感想(ネタバレあり)

整くんが急いで乗ったバスが、バスジャックされるなんて・・・整くん、運が悪い。(^^;)

なんだか面白いバスジャック。

乗客に自己紹介させて自由に話をさせるって、いったい何が目的なんだろうか。

主婦の柏さんは怖がってるふりをしてるのかな?

言葉は不安そうだけど、表情は平然としてる。

このシーンは整くんが気づくので、読者も気がつきます。

何かありそうです。

コミュ症の小林さんは途中トイレにいったさいに、ホットコーヒーを買ってきました。

バスの一番うしろにドカンと座ってホットコーヒーを飲むって、緊張感ない。

乗客がみんな、訳ありの人に見えてくるよ~。(^^;)

どうなってるのかな?

このバスジャック。

煙にまかれてる気持ちのままお話は2巻へつづきす。

いろいろ考えながら読んでると、乗客みんなが怪しく見えてしまいます。

犯人の目的はさっぱり分かりませんでした。(^^;)

整くんも冷静でしたね。

犯人の支持に従っていますが、自分の考えはっきりと述べています。

さすがだと思いました。

整くんが家で飼っている「熊童子」

葉が肉厚で丸っこく、先端がギザギザしているのが熊の手にみえる。人気のある多肉植物。

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