「ミステリと言う勿れ」2巻あらすじ、登場人物、紘子の相関図 

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「ミステリと言うなかれ」2巻、エピソード2(後編)〜エピソード4まで。登場人物とあらすじ&感想(ネタバレあり)。2巻は「バスジャックの後編」「絵手紙」「広島遺産相続」3つの話しが描かれています。「広島遺産相続」の話しは3巻へつづきます。

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【エピソード2:後編】犯人が多すぎる

登場人物

犬堂ガロ  バスジャック犯

犬童オトヤ バスジャック犯

久能整  乗客 大学生

熊田翔(くまだしょう) 乗客 容姿端麗な男性

露木リラ(つゆきりら)  乗客 女性。ジャーナリスト。

淡路一平(あわじいっぺい) 乗客 気の弱いメガネの若い男性

柏めぐみ(かしわめぐみ) 乗客 大人しい若い女性

奈良崎幸仁(ならざきゆきひと) 乗客 体格の良い中年男性

小林大輔(こばやしだいすけ) 乗客 体格の良いメガネの男性

煙草森 誠 (たばこもりまこと)バスの運転手(バスを降りたので会話する機会が訪れる)

犬童愛樹 (いぬどうあんじゅ)連続殺人事件の1番はじめの被害者 お屋敷のお嬢様

犬堂我路 (いぬどうがろ)愛樹の弟 絵が趣味

青砥さん 警部

乙部さん 警部

池本さん 警部

風呂光さん 警部

あらすじ

エピソード2【前半】のはじめに池本さんが気にしていた「連続殺人事件」の捜査会議からはじまります。

4体目の遺体が発見され犯人らしき人物の指紋が検出されました。

しかし前歴者に該当者はなく照合するサンプルもありません。

また被害者に共通点はありませんでした。

最初の被害者は、若い女性

次が高齢の男性

そして細身の中年の男性

4人目が中年の女性

4人の被害者に一貫性はなく、共通点もない、知り合いでもありませんでした。

しかし4人の被害者に若い男性、体格のいい人はいませんでした

もうひとつ被害者が自宅付近のバス停からバスを利用した場合、ある路線バスのルート上である事が浮かびあがってきました。

エピソード2の感想(ネタバレあり)

またしても整くん気の毒・・・(^^;)

はじめはバスジャックが目的の犯行なのかと思いましたが、話しは以外な展開をしました。

バスジャック犯の行先が犬童ガロたちのお屋敷だったことに驚きました。

お城のようなお屋敷にも驚きましたが、暖炉で温められた広い応接室に、ブッフェスタイルの食事・・・。

犯人の目的が何なのか?このおもてなしで謎に思いました。

最後、結局そうなっちゃったの?!といささかショックを受けました。

我路くんたちには犯罪者になって欲しくなかった・・・。

少し後味が悪い終わりかたでした。

【エピソード3】つかの間のトレイン

登場人物

紘子(ひろこ) 整くんの隣に座っていた女性。もうすぐ結婚する。

紘子の父 京都に住んでいる。紘子へ手紙を書いている。

紘子の母  京都に住んでいる。

美木谷サキ 紘子の育ての親

あらすじ&相関図

紘子の説明による相関図

バスジャック事件で「印象派展」を見逃してしまった整くんは、次の展覧先である広島へ向かうため品川から「のぞみ159号」に乗ります。

「貝尽くし弁当」を食べて眠りにつこうとした時、隣の席に座っていた女性の読んでいる手紙に描かれたイラストが目に入ってきました。

手書きで書かれたイラストの頭文字をならべる「メッセージ」と読み取れる文章が。

   京都には来るな

引用元「ミステリと言う勿れ」2巻 エピソード3

手紙は父から娘(紘子)へ宛てて書いたものでした。

彼女は結婚式でバージンロードをお父さんと一緒に歩きたいと思い、京都に住む父親にお願いに行くとこでした。

紘子が読んでいた手紙には、紘子が京都にくることを喜んでいると書かれていました。

しかし、その手紙の中に描かれていたイラストによるメッセージは「京都に来るな」と言っています。

手紙の内容と逆のメッセージの意味は?

感想

父が書いた手紙の中にかかれたかわいいイラスト。

このイラストに込められたメッセージによって、紘子の本当の両親に何がおきていたのか、読み解けていく過程が面白かったです。

お父さんに対して抱いていたイメージが、ひっくり返っていくお話の展開も驚きでしたが、最後にはもっと驚かされました。

短いお話でしたが、とても面白かったです。

今回も整くんの頭の良さと洞察力に感動です。

【エピソード4】思惑通りと予定外

新しい登場人物

狩集 汐路(かりあつまりしおじ) ショートカットの可愛い高校1年生。

新音(ネオ)波々壁 新音(ははかべねお) 汐路のいとこ。やんちゃそうな若者。

理紀(リッキー)狩集 理紀之助(かりあつまりりきのすけ) 汐路のいとこ。メガネの優しそうな男性。

赤峯 ゆら (あかみねゆら)汐路のいとこ。小さい子供のいる若い母親。

 ゆらの子供。可愛い女の子。

車坂 狩集家の顧問弁護士 痩せた老紳士

真壁先生 顧問税理士。ちょび髭の中年男性。

狩集 幸長 汐路のおじいちゃん。先月亡くなった。

あらすじ

久能整くんは広島に到着しました。

念願だった印象派展を見終わり、つづけて原爆ドームも見に行きます。

つぎはどこへ行こうかと・・ぼんやり「安芸の宮島の看板をぼん」を眺めていると、目の前で女の子が男にからまれ、助けを求めてきました。

しかし整くんは、これはお芝居だと見抜き、女の子の助けを断ります。女の子は新幹線から整くんの座席の後ろに座り、美術館でも原爆ドームでも整くんの後をつけていたのでした。

女の子は整くんを試すことでどういう考えの人でどんな行動をとる人なのかを観察していました。それは、我路くんにたのんだ手伝いを整くんに任せられるか確かめる為でした。

汐路はあらためて整くんに自分の仕事を手伝ってもらう為にバイトとしないかともちかけます。

そのバイトは「遺言書のお題を解く」ことでした。

2人は汐路のおじいちゃんの遺言書公開のためサンロワイヤルホテル楓の間へ向かいます。

発表された遺言書によると一切の財産は孫世代の1名に相続させると言う。

その1名とは、与えられた蔵にまつわるお題をクリアした者である。

はたして汐路と整くんは、お題をクリアできるのでしょうか?

感想(ネタバレあり)

汐路は我路くんのことを「我路ちゃん」と呼んでいます。何か繋がりがあるようです。

どういった繋がりなのか気になりましたが、そこは明かされていません。今後のお話で出てきそうですね。楽しみ。(^_^)

汐路ちゃんは用意周到ですね。遺産相続の手伝いなので、任せられる人物か見極めたい気持ちはわかりますが、行動力とかすごいです。

高校1年生でこの行動力は過去に何かあったかもしれませんね。

そして、過去にも遺言書にお題が出され、争ったうえで死人がでてるのか?

今回、殺人事件が起こるんでしょうか?

整くんは広島に残って汐路を助けるようです。

まずは、3巻に登場する蔵と謎ときが楽しみです。

<ポイント>

狩集家は小さい地主から一気に成長した家

3つの家は一緒にやってきた

●狩集家

車坂家

真壁家

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