1DKに猫と一緒に暮らしています。猫ちゃんと暮らす前に知っておきたい7つのことをまとめました。猫と暮らしはじめて「こんなはずじゃなかった」と後悔しない為にもはじめに知っておくと良いことです。
①猫ちゃんの性格をふまえて猫ちゃんファーストの暮らしができますか。
②猫ちゃんはひっかきます、噛みます、それでも暮らしていけますか。
③猫生が終わるまで何があっても面倒をみれますか。
④猫ちゃんと暮らしていける経済力はありまか。
⑤猫ちゃんの日々のお世話をできますか。
⑥ペット可のアパート、マンションですか。
⑦家族、友人など万が一のときに力になってくれる人はいますか。
1つ1つ詳しく見ていきましょう。
知っておきたい7つのこと
①猫ちゃんの性格をふまえて猫ちゃんファーストの暮らしができるか。
寝るのが好き
1日の大半を寝て過ごす。子猫のうちは、18時間、成猫は14時間。
猫ちゃんが安心して眠れる場所を確保しましょう。
猫ベットを用意してもいいですし、猫が隠れられるスペースを用意してもいいと思います。
猫ちゃんは狭い場所が好きです。
ただし、こちらが用意しても使ってくれない場合があります。
●寝ている猫ちゃんの邪魔をしない。
●猫ベットを用意しても使わない場合がある。←よしと思えるか。
●猫ちゃんの気に入った場所を猫ちゃんスペースとして使用できるか。←そこを使わせてあげられるか。ダメなスペースだったら猫ちゃんが入らないように出来るか。
猫ちゃんはハンター
家の中しか知らない猫ちゃんもハンターです。
だから、ひっかかれる、噛まれるの覚悟は必要です。
野生時代の猫は肉食獣。今でも野良猫は、ネズミ、小鳥、ひな、虫などを捕まえて食べていました。
だから、するどい爪に立派な牙を持っています。
家で暮らしていても引っかかれますし、噛まれます。
どんなに大人しい子でもビックリした拍子に噛みついたりすることがあります。
腕、足が引っかかれて傷だらけ、噛まれて傷だらけになる覚悟が必要です。
マイペース
●猫は本来、単独行動のため、遊びたい時に遊び、甘えたい時に甘える。
●人と比べると集中力があまりなく飽きっぽい。
●撫でるとゴロゴロのどをならしていたのに、しばらくするといきなり噛んでくる事も。
キレイ好き
もともと猫は砂漠に住んでいたことから、お水で体をあらう習性がありません。
そのため、自分の長い舌で、体中をペロペロと毛づくろいをします。
獲物や敵に自分の匂いを気づかせない為です。
猫は体臭が強くないのもそのためです。
縄張り意識が高い
飼いネコは自分の家が縄張りになります。
飼い主さんも自分の縄張りの一部の様です。
外出して帰ってきた飼い主さんをペロペロ舐めるのは、自分の知らない匂いが飼い主さんについている為。ペロペロなめて自分の匂いで知らない匂いを消しています。こうする事で安心できます。
夜行性
家で暮らしている猫は、人間のリズムに合わせて行動するようになっているようですが、本来は夜行性です。
昼間は寝ていて、夜、狩りをします。
なので、家でも、夕方~夜にかけて、活動的になります。
夜、寝静まった家の中を走りまわったり、おもちゃで遊んだりします。
子猫のうちは、寝ている飼い主さんの足や手を生き物と勘違いして噛むこともあります。
また、高いところから寝ている飼い主さんのお腹にダイビングする事も。
高い所が好き
野生時代の猫は木の上で生活していました為、人間と暮らす様になっても高い所が好きです。
●家の中に猫が登れる様、家具を配置するか、キャットタワーを置きましょう。
耳がいい
人間には聞き取れない微かな音を聞き取ります。
と言う事は、大きな音が嫌い、苦手です。
不必要に大きな音を立てるのは、辞めましょう。
②猫ちゃんはひっかきます、噛みます
前に書きましたが「猫はハンター」です。
鋭い爪と立派な歯を持っています。
●爪をまめに切らなければ、猫ちゃんにひっかかれて傷だらけになります。
●子猫~1年6カ月ぐらいまでの猫ちゃんは遊びざかりなので噛まれることもあります。
●あまり噛まない子でもビックリした拍子に噛んでしまうこともあります。
自分が傷だらけになっても愛情をそそぎながら一緒に暮らしていけますか?
「子猫の噛み癖」の記事を書いています。よかったら参考にしてください。
③猫生が終わるまで何があっても面倒をみれますか
どんな事があっても最後まで飼い続ける。
飼い続けると決められない人は、飼うのは辞めましょう.。
猫ちゃんとは、猫カフェ、保護猫ボランティア などでも猫と触れ合えます。
猫ちゃんの動画はいっぱいあります。
とっても可愛い猫ちゃんたちを見てるだけでも癒されます。
④猫ちゃんと暮らしていけるだけの経済力はありますか?
1匹の猫生にかかる費用は、約120万円~と言われています。
●毎日のキャットフード代
●トイレの砂代
●爪とぎグッズ代
●おもちゃ代
●キャリーバック、キャットタワー、ねこベット、その他
●オスなら去勢手術、メスなら避妊手術代
●年に1回の健康診断をうけさせる。(年齢によっては年2回)
●1年~3年に1度のワクチン接種も必要です。(回数は獣医師と相談)
●病気・けがなどで、治療費がかかります。
経済的にも余裕があれば、何かおきたときに安心です。
また、ペット保険もあるのでそちらの利用を考えるのもいいと思います。
⑤猫ちゃんの日々のお世話はできますか?
猫ちゃんにご飯だけあげていたらいいと考えるのは間違いです。
こまごまと猫ちゃんが快適に過ごせるようにお世話する必要があります。
また、誤食を防ぐために部屋はいつもキレイに掃除しておく方がいいです。
<毎日すること>
●ご飯をあげる (1日 3回~6回ぐらいに分けてあげます)
●きれいなお水がいつでも飲めるように用意しておく
●トイレを清潔に保つ (猫ちゃんのおしっこ、うんちは見つけたら取り除く。汚いと我慢するおそれもあります。)
●1日 最低1回は猫ちゃんと遊んであげる
●毛の長い子だったら毎日のブラッシング
<その他>
●爪切り
●シャンプー
●歯磨き、耳そうじ
※シャンプー、歯磨き、耳そうじは嫌がる猫ちゃんが多いので、その子の性格に合わせておこなうようにします。
病気で寝込んだ時の体験談
1人暮らしで猫と暮らしていて1番困ったことは、自分が風邪をひいて寝込んでしまったときです。
熱が高かったり、気持ちが悪いと動くことが辛い。
●何回も動かなくていいように、数回にわけてあげたキャットフードを1回であげる。
●水の器を2,3個ふやす。
●トイレの砂を沢山いれる。
上記のようにして対処しました。
⑥ペット可の住居ですか?
猫ちゃんと暮らすときは「ペット可」の住居にすみましょう。
猫ちゃんは壁紙などひっかいたいする事もあります。そうすると退去の際に高額な修繕費をとられることにも。
また、ペット不可のアパート、マンションだと住人のかた嫌がられてトラブルになることも。
コロナ禍の影響でリモートワークが増えたせいか、ペット可の物件がふえました。
猫ちゃんのことを考えたアパートなどもありますので探してみて下さいね。
⑦家族、友人など万が一のときに力になってくれる人はいますか
家族、友人など万が一のときに力になってくれる人がいますか?
●仕事でどうしても長期間の出張にいかなければいけない
●ケガをして入院することになった
●その他
こんな場合も猫ちゃんと暮らすことを家族が知っていて、力になってくれる了承を得ていれば安心です。
家族じゃなくても猫好きの友人に相談しておくのもいいと思います。
数日、家をあけるぐらいでしたら「キャットシッター」もあります。
1人暮らしで猫ちゃんと暮らす場合は、万が一のときに協力してくれる相手をみつけておきましょう。
まとめ
- 猫ちゃんの性格をふまえて猫ちゃんファーストの暮らしができるか。
- 猫ちゃんはひっかきます、噛みます、それでも暮らしていけますか。
- 猫生が終わるまで何があっても面倒をみれるか。
- 猫ちゃんと暮らしていける経済力はあるか。
- 猫ちゃんの日々のお世話をできるか。
- ペット可のアパート、マンションですか。
- 家族、友人など万が一のときに力になってくれる人はいるか。
一緒に暮らす猫ちゃんは大切な家族です。猫ちゃんという家族をむかえられる事はとても幸せなことですが、軽い気持ちでおむかえすると、猫ちゃんも自分自身も傷つけてしまうことに。
そんな悲しいことにならない為にも、上記7つのことは、お迎えする前にじっくり考えてくださいね。
そうして、これから猫ちゃんと暮らすあなたと、あなたの猫ちゃんの幸せをこころから応援しています。
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