「子猫の噛み癖に困ってます」諦めないで!必ず減っていきます。

この記事は約12分で読めます。

この記事で紹介している方法は 、子猫の時期に噛み癖がついてしまい執行錯誤を重ねた体験談による方法です。1度ついてしまった「噛み癖」は簡単には無くなりません。でも「噛む」回数は必ず減っていきます。現在1年6カ月の猫ちゃんは見違えるほど落ち着きました。まずは去勢手術まで乗り切ろう。

子猫に噛まれて痛い!手足が傷だらけ!どうにかして辞めさせたい!と思っていたらまずは「噛む理由」を知りましょう。

猫ちゃんが噛むには「理由」があります。

まずは猫ちゃんが噛む理由を知ろう。

うちの猫ちゃんの場合は「遊ぶ時間が少ない」ので遊びのつもりで飛びかかって来る事が多かったです。

遊ぶ時間が少ない場合は遊びの時間を増やす。

遊ぶ時間を増やす。

あと、去勢手術がすめば時間とともに落ち着いてきます。

生後6ヶ月ぐらいで去勢手術が出来るので、それまで何とか乗り切ろう!

去勢手術まで乗り切ろう

詳しくは、下記の記事で紹介しているので、よかったら参考にしてください。

楽天リンク
スポンサーリンク

生後4カ月ぐらいから頻繁に噛まれるように

うちの猫ちゃんは生後2ヶ月でうちに来ました。

1匹飼いのため「猫の社会性」と「噛んだら痛い」を学ばせることが出来ませんでした。

●オスでやんちゃな性格の子猫ちゃんだった。

噛み癖がついてしまった

恐らく生後3ヶ月すぎたぐらいから噛み癖がついていたように思います。はじめのころは「じゃれついている」と思っていたのと「痛くなかった」ので気にとめていませんでした。

そのうち噛まれると「痛い」と感じるようになりました。

また、1日に何回も噛まれるようになり、明らかに噛む頻度も増えていきました。

このままだと「噛み癖」がついてしまうと心配になり、ネットや本、動画で色々調べはじめました。

しかし、この時すでに「噛み癖」がついていました。

≪噛み癖」がついてしまっわないように、子猫と遊ぶ時は「猫用のおもちゃ」を使って遊ぶ様にしていました。

それでも時には手にじゃれついて来る事もあり、まだ体も小さく噛まれても痛くなかったのでそのままじゃれさせる事もありました。

今、思うと手にじゃれさせていた事がダメなことでした。数回でも子猫は覚えているのだと思いました。

数回でも手足でじゃれさせては絶対ダメです。

調べてみると猫が噛むには理由があると言う事が分かりました。

そこで、うちの子猫ちゃんが噛む理由を考えつつも、観察するようにしました。

うちの子猫ちゃんが噛む5つの理由

①歯が抜け変わる時期

成長期の猫 3か月~7ヶ月の間に永久歯が生えて来て乳歯がぬける。

歯の抜け変わりにより歯ぐきがむずがゆくなり身近なものを噛むようです。

猫じゃらし、ボールなどで遊んでいる時とは違い、ケリぐるみ、布団などを激しく噛み始めました。

5,6カ月目が1番すごかったです。

「ウウウ!」といった鳴き声を出しながら狂ったように布団を噛んでいました。

さすがに怖く思い「近づかない」「触らない」を徹底しました。

あとかけ毛布などで自分の手足を隠すようにした時もありました。

ポル助が激しく噛んだ後の布団をみたら血がついていました。あと、乳歯がみつかりました。

永久歯に生え変わればもう終了しました。

②遊びたい&遊びたりない

家猫ちゃんにとって遊びは獲物を捕らえる狩猟本能を満たしてあげる行為なのでとて重要なことです。

多頭飼いであれば猫ちゃんどうしで遊べますが、1匹だと一緒に住んでいる人が遊び相手ということで、毎日10分~20分は遊ぶようにしました。

猫じゃらしで遊んでいる間に手足に噛みついて来る事はありませんでしたが、部屋を行ったり来たりしてる時に足めがけて飛びかかってきて「ガブリ!」と噛まれることが頻繁におこりました。

ボールをなげたり、ケリぐるみを与えたりするとそちらに気がそれることも。

今は朝5分~10分程度、夜2時間程度(休憩をはさみながら)遊ぶようにしています。

猫ちゃんは昼間は寝ていますが、夕方から夜、明け方から朝に活動的になります。

この時間、食事を与える前に遊んであげると自然に近いサイクルになります。

うちも朝と夜に遊んでいます。(^_^)

③縄張り争い(兄弟同士での順位付け)

オスの場合、なわばり意識、兄弟の中での順位づけなどで、相手を傷つけない程度に攻撃し合う事もあるようです。

これが1番辛かったです。(>_<)

生後4か月ぐらいから見受けられるようになりました。

噛まれてダメだと怒ると、イカ耳、つり目、鍵しっぽの攻撃体制にはいり、何度も飛びかかってきて噛まれました。

逆に攻撃体制に入ってしまいました。

「ボクは強いんだ!」

「ボクの方が強いんだ!」

と言ってるようでした。

どんなに「ダメ!」と言ってもきいてくれません。(T_T)

ネットで調べた方法を色々とためしてみました。

•「霧吹き」「コイン入り缶」・・・家事の合間など動いてる時に噛まれて「ダメ!」と怒ると「攻撃モード」に突入したので、手の届くところに「霧吹き」「コイン入り缶」がありませんでした。

•「鼻ピン」・・・「鼻ピン」したらかえって噛まれそうだったのでやりませんでした。

「シー!」と声を出さずに息だけ出しながら「シー!」と言う・・・イカ耳、つり目のまま離れていきました。1番効果がありましたが頻繁にやると効かなくなる。

この「攻撃モード」は去勢手術後、時間がたつにつれて減っていきました。今はしません。

④もう触らないで!ガブッ!

猫ちゃんが気持ちよさそうに撫でられていたので、そのまま撫で続けたら突然ガブリと噛んでくる事があります。

これは、「防衛本能」がはたらいいた行動だそう。

うちの猫ちゃんも撫でられるのがあまり好きではないようです。

目の前でお腹を見せてゴロンとしても触らないようにしています。触りたい・・・。(T_T)

(さわりたいけど)触らないようにした。

落ち着いてる時や自分からすり寄って来る時は、撫でています。

⑤ストレスが溜まってる

一匹飼い、飼い主さんが家に居ない時間が長いと充分に遊んでもらえず、また、スキンシップ不足によりストレスが溜まっていると噛んでくることがあるよう。

1日一回、朝、晩に必ず遊ぶ様にした。

以前は、朝に遊んでいませんでした。

朝、仕事に出かける前に噛まれる事が多かったので、遊ぶようにしたら噛まれる回数がとても減りました。

朝、仕事に行く前に5分~10分ほど、夜は2時間ほど(休憩しながら)遊ぶようにしました。

生後3ヶ月~色々な対処方法を試してみました

生後5カ月(去勢手術前)に撮った写真です。生傷がたえませんでした。

生後3ヶ月ぐらいの時、噛まれた時に口の中に押し返す

生後3ヶ月ぐらいの時、手、指などを噛んできた時に「口の中に押し返す」ようにしました。

口の中に押し返えすと噛む力がゆるみました。

それから、「噛んでも押し返される」と学習してくれて、手、指を噛むことはしなくなりました。

生後4か月ぐらいから噛まれたら「ダメ!」と怒るようにした

わたしが動いていると足に噛みついてきたり、床にすわって作業していると腕に噛みついてくるようになる。

噛まれたら「ダメ!」と怒りましたが、大きな声にビックリしていましたが、噛むのをやめる事はありませんでした。

怒られてることが分からいようで効果がありませんでした。

起こりたくて怒っているのではないから疲れるし、気がめいってきます。

生後4ヶ月~いろいろ試してみました

ネット、本、動画などで噛まれたときの対処方法を調べて色々ためしてみました。

•霧吹き・・・飛びかかってきたら顔に霧吹きを吹きかける。

吹きかけられて驚いていました。しかし、床がびしょびしょに濡れた。霧吹きが手元にないと吹きかけられないので辞めました。

•大きな音を立てる・・・コイン入りの貯金箱などを用意する。

わたしは空き缶にコインをいれました。噛まれたあとに鳴らそうと思ったが、いつも持ち歩いているわけではなかったので、鳴らすタイミングがずれた。持ち歩かないといけない事が面倒なので辞めました。

•鼻ピン・・・噛まれたら鼻ピンする。

鼻ピンのときの力加減がわからず、やりませんでした。

•首根っこを持って持ち上げる・・・首根っこを持って持ち上げる。

噛まれた後に首根っこを持って持ち上げようとしたら、体を回して噛もうとしてきたので辞めました。

どの方法も動画で詳しく説明されています。上手にできれば上手くいくのかもしれません。試してみる価値はあると思います。

「攻撃モード」イカ耳、カギしっぽ・・・お手上げでした。(T_T)

洗い物、拭き掃除、アイロンがけなど家事をしている時に足や腕に噛みついてくる事が多かったです。

噛まれた後に「ダメ!」といって怒ると、イカ耳、カギしっぽ、目を吊り上げて、横にそろりそろりと数歩、再び飛びかかってきて「ガブ!」ときました。

「ダメ!」と何回いっても飛びかかってくるので「お手上げ」でした。(T_T)

そんな中「シーッ」と声を出さずに息を思いっきり出しながら言う方法を教えてもらい試してみました。(動物のシャーッという音をまねる)

「攻撃モード」のときにやってみました。

イカ耳、カギしっぽ、つり目、のままでしたが飛びかかってきませんでした。

いつもと違う「音」で警戒してる様でした。

何度か上手くいきましたが、そのうち効かなくなりました。(>_<)

無視するという方法も試しました。

噛まれても怒らず「無視」しました。

すると2回連続で噛まれました。(T_T)

結局、「ダメ!」と怒る、「シーッ!」と言う、「無視する」の3つをその時の状況に合わせて使っていました。

時に組み合わせたりしました。

噛まれた時に「ダメ!」と大きな声て怒るとビックリして離れてくれるのと、「攻撃モード」になったときに「シーツ!」と言って攻撃を止めるのに使っていました。

「無視する」は怒っているんだぞとアピールする為におこないました。

上手くいかない時もありましたが、それは諦めて「無視する」ことにしました。

猫の嫌いな匂いを腕と足に塗る

腕と足に液体の虫さされを塗ったら嫌いな匂いなので近づいてきません。

1番効いた方法です。

生後2~3ヶ月の時、夜寝る前に布団の上で数回ねこじゃらしを使ってあそびました。

すると私が布団の上に乗るだけで飛びかかってくるようになってしまいました。

布団の影に隠れておしりをフリフリしながら狙いを定めていっきに飛びかかってきます。

腕と足を噛まれて傷だらけになりました。

寝る前の行動だったので、布団に乗る前に毎晩、両腕、両足に液体虫刺されを塗りました。

すると飛びかかろうとしてきても匂いがイヤで辞めます。

それを繰り返しているうちに、夜寝る前に飛びがかかってくるのを辞めました。

去勢手術後の変化

生後7か月~去勢手術後

手術後、獣医さんで入院1泊も済んでうちに帰ってきた時、うれしいのかゴロゴロなきながら足にすり寄ってきました。

そしてその後、わたしの近くで丸くなって眠ってしまいました。

手術が無事に済んでホツとしたひとときでした。

その後、噛みついてくる回数が減りました。

朝の外出時間と帰宅後の食事後、布団引きの時は相変わらず噛みついてきましたが、回数は減っていきました。

生後、9カ月過ぎて

生後9か月、手術後約3か月。

朝外出時と帰宅後の食事後、布団引きの時は噛んできます。

朝は出勤前で忙しいので、不意打ちをくらって噛まれています。

この時は、「こら!」と言って怒ると、あわてて飛びのきます。

以前は、怒っても効果を感じられませんでしたが、この頃は「怒る」とあわてて飛びくようになりました。

猫ちゃんなりに何かを察するようになってきたのかもしれません。

帰宅後、食事の後は、テンションが上がっているのか足に飛びかかってきます。

この時も「こら!」と言うと、慌てて飛びのいてくれます。

この時、それでも再び飛びかかってくる事があったのでおもちゃを与えるようにしました。

そうすると、夢中でボールおもちゃを追いかけ回しています。

夜に寝る前は液体虫刺されを足につけました。

これをすれば、噛まれません。

撫でている時に突然「ガブッ!」と来る事があります。

この時は、なでるのを辞めると噛んできません。

印象としては、以前のように力が入った噛み方ではなくなりました。

緩く噛んでくれるようになりました。

それでも大人の歯なので、噛まれると赤くなるし軽く引っ張られても、皮がむけて痛いです。

生後1年6カ月

噛むのがだいぶ減りました。(^_^)

生後9か月後を読み返してみると分かりますね。見違えます。(^_^)

朝、1週間に1度噛むぐらいです。

•朝、猫ちゃんと軽く遊ぶようにしました。(5分~10分程度)

帰宅後に噛むことはもうありません。

わたしの食後は猫ちゃんとの遊び時間にしています。

だいたい1時間~2時間ぐらいねこじゃらしを使っての遊び。ずっと遊びっぱなしではなく猫ちゃんの休憩に合わせて遊んでいます。だから実際に遊んでいる時間は短いです。

食後に噛まれる事も布団で噛まれることもありません。

それでも噛まれた時は「ダメ!」か「こら!」と言う様にしています。

以前のようにイカ耳になって反撃してくる事ありません。

1年前は毎日毎日、噛まれて困っていました。

それが今では見違えるほど落ち着いています。

まとめ

●子猫の時から飼って「噛み癖」のついてしまった猫ちゃんの場合、去勢手術後に落ち着いていきます。

●更に生後1年をすぎると噛む回数は減ります。

●生後3ヶ月~去勢手術までを乗り切ろう!

●生後3ヶ月ぐらいだと怒っても通じない。

●怒ると攻撃的になって逆効果。

●噛む理由を見極めよう。

●遊びが足りていなければ「遊ぶ時間を増やす」

●噛まれる時の対処方法

①「ダメ」と怒る

②「シーツ」と怒った動物の真似をする

③「無視をする」

④「嫌いな匂い」を腕、足につける。

①~④を組み合わせて使ったり、状況に合わせて使ったりする。

猫ちゃんにストレスや恐怖心を与えない様に、怒る時は必要最低限にしましょう。

安心できる相手だから噛めにいけるにゃ。怖い人には噛めないにゃ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
猫と暮らす
シェアする
ねこいろblog

コメント