【推しの子】6巻の登場人物、あらすじ、感想(ネタバレあり)。2.5次元舞台「東京ブレイド」の相関図。話しの大まかな流れを紹介しています。(51話~60話)
2021年11月11月19日発売。赤坂アカ、横槍メンゴ。
あらすじはサクッと読めるにゃん。感想はネタバレを含んでいるので注意してにゃん。
■ ひとめで分かる6巻主な話の流れ
6巻の主要な人物は「黒川あかね」になります。
第51話と第52話は、アクアのトラウマについてですが、あかねを軸に話しが展開しています。
第53話~第58話までは、鳴嶋メルトの話しです。同時に黒川あかねと有馬かなの様子が描かれていきますが、第59話~第60話で黒川あかねの「かなへの思い」がメインになります。
※上の図は59話までになっていますが、60話まであります。
メルトの話しにはアクアも絡んでいます。
あと、アクアのトラウマはまだ解決していません。恐らく7巻に描かれると思います。
第51話「考察」あらすじ、感想
登場人物
五反田泰志 映画監督。アクアの師匠。
雷太P(雷田澄彰) イベント運営会社マジックフロー代表。35歳。
あらすじ
「東京ブレイド」の新しい脚本が出来上がったが、役者の演技に全投げの「キラーパス脚本」に仕上がっていました。
役者たちには感情演技が求められるも、アクアは過去のトラウマにさいなまれて動けなくなってしまいました。
そんなアクアを心配したあかねは、アクアの支持で五反田泰志を呼び五反田の家にアクアを連れていきます。
あかねは五反田からアクアのトラウマの話しを聴きました。
感想(ネタバレあり)
アクアの寝言を聴いたあかねが、過去の事件、アクアの言動などからアクアとルビーの母親がアイであることに気がつきます。
あかねは気がつきはするものの自分の胸の中にそっとしまい込んで、アクアに優しく寄り添います。
あかねの思慮深さと愛情の深さに、読んでいて心がギューと熱くなりました。
この第51話は、アクアのトラウマが発動するので、暗く寂しい描写なんです。
そんな中であかねは温かい光のような存在だと思いました。
あかねのことは、あまり好きになれませんでした。彼女がアクアとカップルになった「恋愛リアリティショー」で、ネガティブな思い込みにはまって、危うく自殺しそうになってしまったことや、アクアに父親探しの打算があったとはいえカップルになったころから、好きになれませんでした。
わたしの個人的な好みで、ルビーか有馬かながアクアとくっついたらいいなぁと思っていたからです。ルビーは兄妹ですが。
だけど、第51話を読んで、あかねの情熱、思慮深さ、愛情深さに「あかね好きかも・・・」と思う様になりました。
あかねは、思いやりのある優しい女性に思えました。
アクアと本物のカップルになってもいいかもと思いましたが、アクアと似ているとも感じるので、どうでしょうか。
アクアも恋愛感情は持っていないようだし、先がどうなるか、まだまだ分かりません。
第52話「カレシ カノジョ」あらすじ、感想
登場人物
五反田泰志 映画監督。アクアの師匠。
五反田泰志の母
あらすじ
あかねは五反田の家で、アクアが小学生のときに出演した作品を見せてもらいます。
アクアの演技を見たあかねは、「用意した演技」「感情が乗っていない」とアクアの演技を見破ります。
あかねは、アクアになぜ役者をしているのかと質問しました。
アクアの答にあかねは、ビジネス上のカレシ、カノジョであっても覚悟を持ってカノジョをやっているとアクアに伝えます。
そして、アクアに「カレシとしての責務」を求めると言いました。
あかねは演技で「姫川と有馬」に勝ちたいと言います。
感想(ネタバレあり)
黒川あかねは本当にアクアのことが好きなんだと思いました。
そうじゃなければ、「一緒に殺してあげる」なんて言わないと、女性目線から思います。
「ビジネス上のカレシ、カノジョ」と言っているけど、それはアクアの気持ちを考えて言っているだけ。
あかねは、すごく頭が良くて優しい女性だと思いました。だから、アクアの気持ちを無視するような行動はとりません。
第52話の2人の会話を読んでいたら、アクアが子供に見えてしまいました。(笑)
さらに、あかねは目の前に立ちはだかってる天才役者「姫川と有馬」に挑んでいきます。
あかねの芯の強さとそこにアクアも巻き込んでいく意思の強さにも関心しました。
アクアも「感情演技」から逃げられなくなりました。
つまり、「役者」から逃げられなくなったということでしょうか。
頭で演技していたアクアが、どんな演技をしはじめるのか、すごく楽しみです。
「感情演技する」アクアがはやく見たいです。
第53話「軟派」あらすじ、感想
登場人物
鳴嶋メルト 「今日は甘口で」有馬かなの恋人役を演じた。アクアとも共演した。大根役者。
寿みなみ グラビアアイドル。ルビーの同級生。生まれも育ちも神奈川県。エセ関西弁で会話する。
鴨志田朔夜 2.5次元俳優 (鏑木組)
金田さん(金田一敏郎) 舞監。 「東京ブレイド」舞台監督。 「劇団ララライ」代表。
MEMちょ ユーチューバ―。新生「B小町」のメンバー。
あらすじ
ルビーと寿みなみがアクアの稽古を見にやってきました。
入り口で鳴嶋メルトに会い、今日の稽古はもうとっくに終わっていて、アクアがすでに帰ったと聞かされます。
稽古がすでに終わっている事を知ったルビーは、動揺します。アクアが毎晩夜中に帰ってくるので、稽古が遅くまであるのかと思っていたからです。
そこへ鴨志田さんがあらわれて寿みなみに、ラインを交換しようと言いよるも、鳴嶋メルトが割って入ったのでラインの交換は出来ませんでした。
メルトはアクアの妹の友達に手を出すことは、仕事に支障をきたす可能性もあるので辞めた方がいいと鴨志田さんをさとします。
鴨志田さんは自分より格下に思っているメルトから言われた事に気分を害します。
そしてメルトの演技が1番ヘタで作品の質を落としていると言いいました。
メルトはアクアと共演したときから分かっていました。
感想(ネタバレあり)
鳴嶋メルトも「今日は甘口で」のときとは、だいぶ印象が変わりました。
「今日は甘口で」では、有馬かなが主演、メルトがヒーロー役、アクアがストーカー役。すでに名前が売れていて調子にのっていたメルトは、アクアが挨拶しても無視。そのくせ演技はヘタで適当に演じていました。
そんな悪印象のメルトがアクアに気をつかったり、周りに気配りする様子に驚きました。
子役の有馬かながアクアと共演してから変わったように、メルトもアクアと共演してから変わった様です。
アクアは「感情演技ができない自分を大根役者」だと思っているようですが、アクアと共演したことで人間的に変わった人々がいるってスゴイことだと思います。
それほどまでに、強烈なインパクトを与えたってことです。
五反田監督もアクアは才能があると言っていますし、演技の資質をもっているんじゃないでしょうか。
しかし、チャラい鴨志田さんに痛い所をつかれたメルト、がんばって欲しいと思いました。
わたしの様な凡人以下の人間は「仲間の中で劣っている人」に頑張ってもらいたいと思ってしまいます。
そういう人が頑張るすがたに、自分もがんばろうって励まされるんです。
メルト~がんばれ。
第54話「対立軸」あらすじ、感想
登場人物
鳴嶋メルト 「恋は甘口で」でかなとアクアと共演。
姫川大輝 劇団ララライ看板役者。「東京ブレイド」の主演。
鴨志田朔夜 チャラいが演技は上手い。
あらすじ
楽屋で顔を合わせた黒川あかねと有馬かな。
あかねのかなを見るまなざしに、敵意を感じたかなは「なんで私だけ睨むのか」といいました。
あかねは「かなが自意識過剰で思い上がっているからそう感じてしまうんだ」と言い返します。
かなは「あかねが自分のことが「大っ嫌い」すぎてしょうがないのよね」と言いながら、古い雑誌を取り出します。その雑誌には黒川あかねが「有馬かなに憧れて演劇の世界に入った」とインタビューにこたえていました。
あかねは、かなに憧れて児童劇団に入ったものの、実際のかなは態度が大きくて失礼な人だだったと言い返します。
2人は、言い争いになってしまいました。
感想
有馬かなは、ビジネス上のカップルであっても黒川あかねに対してイヤな気持ちをもっているだろうと想像できます。
だけど、黒川あかねが有馬かなの「売られたケンカ」にいちいち相手しているところが不思議に思いました。
かなは思ったことをズケズケ口にだして言うタイプだから、かなの言葉に反応しなければケンカにならないのに、あかねはわざわざケンカに乗ってるように感じてしまいます。はじめは、あかねもアクアのことが本気で好きだから、かなを意識してケンカに乗ってるのかな・・・?と思っていましたが、どうもそれだけじゃないみたいです。
第55話「開幕」あらすじ、感想
登場人物
鮫島アビ子 「東京ブレイド」の作者。漫画家。
吉祥頼子 漫画家。漫画「今日は甘口で」の作者。無名のころ鮫島アビ子はアシスタントをしていた。
GOAさん 「東京ブレイド」の脚本家。鮫島アビ子と一緒に脚本を練り直した。
鷲見ゆき 「今からガチ恋はじめます」に出演していた。
熊野ノブユキ 「今からガチ恋はじめます」に出演していた。
森本ケンゴ 「今からガチ恋はじめます」に出演していた。
MEMちょ 「今からガチ恋はじめます」に出演していた。
斎藤ミヤコ 「苺プロダクション」の社長。
五反田泰志 映画監督。アクアの師匠。
鏑木勝也 「今日は甘口で」と「今からガチ恋始めます」プロデューサー。
雷田澄彰 イベント運営会社マジックフロー代表。
あらすじ
「東京ブレイド」公演初日がやってきました。
「東京ブレイド」の原作者鮫島アビ子先生、「今日は甘口で」の 吉祥頼子 先生、それから脚本家のGOAさん、「今からガチ恋はじめます」で共演した仲間、ルビーに五反田監督など関係者が集まってきました。
アクアと黒川あかねに稽古をつけてきた五反田監督は、アクアのパニック発作が解決していないことを心配におもいつつも、彼ならどうにかするだろうと開演を楽しみにしていました。
一方、有馬かなは「黒川あかねと再び共演できることを楽しみにしていた」と、あかねに言います。
かなの後ろ姿を目で追いながら、黒川あかねも「楽しみにしていた」と薄っすら微笑みながら不気味につぶやきます。
アクアはトラウマを克服にはいたっていませんが、楽屋で脂汗をかきながら覚悟を決めた様子です。
それぞれの思いと共に、開演しました。
感想(ネタバレあり)
黒川あかねの様子が不気味でした。何かたくらんでいるかの様です。
それから、アクアのトラウマ。舞台の上でパニック発作が出たら大変なことになってしまいます。はたして、アクアは発作を出さずに「感情演技」ができるんでしょうか?
何となく予想ですが、演技中にパニック発作を起こすんじゃないでしょうか?
アクアはそれを演技にしてしまうような気がします。アクアには強靭的な分部があるように思うので、パニック発作すら演技につかっちゃいそうです。
第56話「緒戦」あらすじ、感想
登場人物
2.5次元舞台「東京ブレイド」
<新宿クラスタ>
- ブレイド役 姫川大輝
- つるぎ役 有馬かな
- キザミ役 鳴嶋メルト
<渋谷クラスタ>
- 鞘姫(サヤヒメ)役 黒川あかね
- 刀鬼(トウキ)役 アクア
- 匁(モンメ)役 鴨志田朔夜
鏑木勝也 「今日は甘口で」と「今からガチ恋始めます」プロデューサー。
雷田澄彰 イベント運営会社マジックフロー代表。
吉祥頼子 漫画家。漫画「今日は甘口で」の作者。
あらすじ
「東京ブレイド」が開演しました。
主人公(ブレイド)が炎の中で東に集まった21本の「盟刀」のうち1刀を手にします。この「盟刀」は持ち主に様々な力を与えます。21本の「盟刀」の持ち主が「最強」と認めた者には「國盗り」の力がもたらされます。
はじめに、ブレイド(姫川)とつるぎ(かな)が戦い主人公が勝ち、つるぎは彼の配下となります。
次にブレイド(姫川)はキザミ(メルト)と戦い、キザミも彼の配下となります。
「ブレイド」は、次々と敵を破り仲間を増やしていきます。
そして新宿を拠点とする「ブレイド」たちと、渋谷を拠点とする「クラスタ」鞘姫たちの戦いがついにはじまります。
感想(ネタバレあり)
「東京ブレイド」のストーリーの説明を交えつつ、鏑木プロデューサーがなぜメルトを推薦したのかが分かります。
メルトは「がむしゃらに努力する子」なんです。そこを鏑木プロデューサーはかっていました。
演技派ぞろいの舞台で、メルトはがんばっているけれど1人さえない演技です。
メルトがんばってほしいです。
第57話「ヘタクソ」あらすじ、感想
登場人物
吉祥頼子 漫画家。漫画「今日は甘口で」の作者。
鮫島アビ子 「東京ブレイド」の作者。漫画家。
観客
あらすじ
メルトの中学時代の回想からはじまります。
テキトーにやっていても「なんとなく上手くいってしまう」ことを経験したメルトは、周りの意見に流されるまま芸能界入りします。
メルトが自分が大根役者だということに気がついたのは「今日は甘口で」で、アクアとかなの演技を見た時でした。自分が作品を台無しにしていた事に気がつきました。
メルトは「今日あま」が終わってから演技に真剣に取り組みはじめ、体力つくりも欠かしませんでした。努力のかいもあり、メルトは舞台で激しく動いても息があがることはありませんでした。
それでも、彼の演技が今一つなことが観客にも伝わってしまいます。
そんなメルトにアクアはアドバイスをしていました。それは「下手をうまく活用」する方法でした。
感想(ネタバレあり)
アクアがメルトにしたアドバイスが的をえていてスゴイと思いました。
1ヶ月と期間の決まったなかで、全体的な向上を目指すのには時間がたりない。そこで、1点にすべてを注ぐ。
メルトも偉いです。アクアのアドバイスを素直に聴いて、その1点に集中してひたすら努力しました。
メルトの素晴らしい刀さばきに、観客が一瞬で魅了されてしまいます。
本当にすごい努力したと思います。心が躍る感動シーンでした。
何かを勉強したり学んだりしてるとき、覚える量が多いと漠然としてしまいます。
そんな時は自分で、なにかひとつここの部分は絶対出来る様になると決めれて学習するのは、とてもいい方法だと思いました。
第58話「成長」あらすじ、かんそう
あらすじ
吉祥頼子 漫画家。漫画「今日は甘口で」の作者。
鮫島アビ子 「東京ブレイド」の作者。漫画家。
観客
鏑木勝也 「今日は甘口で」と「今からガチ恋始めます」プロデューサー。
雷田澄彰 イベント運営会社マジックフロー代表。
あらすじ
メルトの刀さばきは、原作通りの技でした。観客は興奮し、原作者の鮫島アビ子先生も大喜び、 吉祥頼子 先生も言葉を失ってしまいました。
メルトの見せ場はさらに続きます。
メルトはこの場面のために「キザミ」がどんな思いを抱いているのか理解しようとしてきました。
なんとなくしか分からなくても漫画を読みながら「キザミ」に問いかけてきました。
「キザミ」と一つになったメルトは、迫真の演技をします。
観客は息をのみ、 吉祥頼子 先生 は感動で涙をながします。
※「ゲネ」とは、ゲネラル・プルーベGeneral Probe(総稽古)の略。最終リハーサル。本番と同じように行う通し稽古。
感想(ネタバレあり)
メルトが「キザミ」の気持ちに気がつく瞬間がとても好きです。わたしもメルトのように涙を流してしまいました。
そして、メルトの迫真の演技にわたしも涙が浮かびました。
メルト~!本当にすばらしかったよ!
努力っていいなぁ、人を感動させるっていいなぁと思いました。
メルトの「感情演技」は何回読み返しても涙がでます。感情移入して胸が熱くなります。
メルトは「感情演技」が出来てとても嬉しそうでした。
次はアクアの番ですね。アクアの「感情演技」が楽しみです。
第59話「憧れ」あらすじ、感想
登場人物
黒川あかねのママ、パパ
あらすじ
「東京ブレイド」の舞台は続きます。
匁(鴨志田)にやられてしまったキザミ(メルト)にかわって、つるぎ(かな)が登場します。
つるぎの言葉に匁が答えたとき、舞台の効果音とセリフがかぶってしまいました。鴨志田は言い直すか考えてると、かなはアドリブではなしはじめ、効果音と被った「渋谷クラスタ」というワードを匁にかわって言ってくれました。
鴨志田はかなの臨機応変な演技に関心しつつ、とても安心感がありやりやすい相手と思いました。
場面は変わり渋谷クラスタの仲間うちの会話シーンになりました。
脚本変更前にあった鞘姫の語りが短くカットされました。そのため「鞘姫の凄み」「内に秘めた葛藤」を演技のみで表現しなければいけなくなりました。
そんな難しい場面を黒川あかねは、見事に演じてみせます。そして、シーンはハイライトでもある「アクア×姫川」「あかね×かな」の衝突シーンに突入していきます。
感想
「東京ブレイド」の物語が盛り上がってきました。
舞台の上の熱い思いが伝わってきます。
いよいよ、かなとあかねの対決です。
あかねは凄い迫力のある演技を見せます。
そして、かなへの熱い思いは届くのでしょうか。
第60話 「太陽」あらすじ、感想
あらすじ
あかねの回想シーンからはじまりました。
かなに憧れて念願のオーデションにやってきました。(かなも参加している)
かなが好きだったあかねは、ベレー帽をかぶっていたため一見かなの様に見えました。
そのため、かなとあかねと間違ったスタッフが「かなが選ばれることは決まっている」と言ってしまいました。
そこへ、本物のかなが入ってきて、スタッフは自分が口をすべらせたことに気がつき、急いでその場をはなれました。
その場に現れたカナにアカネは「このオーデションはカナちゃんにもう決まってる」といい「カナちゃんはそんなズルしないよね」といいました。
カナは「仕事がもらえれば何でもいい」といい「演技なんてどうでもいい」と言ってしまいます。
その言葉にアカネは「カナちゃんは本当はそんなこと思っていないよね」といいますが、怒ったカナはアカネに向かって「あんたみたいのが1番嫌い」といいました。
感想(ネタバレあり)
舞台の上であかねとかなが対峙したとき、あかねの子供時代の回想がはじまります。
あかねは有馬かなが大好きで、彼女に憧れて劇団に入りました。
そんなあかねはあるオーディションでかなと初めて出会いましたが、その出会いは悲しい思い出で終わってしまいました。
大好きだった有馬かなに初対面で「一番きらい」と言われるのです。ショックを受けたあかねは、かなの言葉が理解できず、何故かながそのような事をいったのかを知りたくて、心理学の本を沢山読んで勉強しました。
そして、あかねなりにかなの気持ちが理解できるようになりました。
この当たりまで、「なるほど」本当に有馬かなのことが好きなんだね・・・と思いながら読んでいました。
しかし、そんな薄っぺらなことじゃなかった。
黒川あかねが望んでいたことは、自分勝手に振る舞っていた頃の有馬かな、自分が1番だと思って演技していた時の有馬かなを復活させることでした。
最後のシーンは、迫力があってかっこよかったです。
黒川あかねってこんなに凄い子だったんだと感動しました。
づきは7巻です。待ち遠しいです。
【押しの子】7巻のあらすじは下記のページで確認できます。
【押しの子】登場人物の詳しい説明は下記のページで確認できます。
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