【鬼の花嫁は喰べられたい】2巻の登場人物とあらすじ、感想の紹介です。前半は威厳たっぷりな酒呑童子が椅子にふんするなどギャグ要素満載で笑い、後半は行方不明事件?かとおもわれる出来事にドキドキ。2巻も真白と酒呑童子、その他の登場人物たちにホッコリする暖かいお話でした。
●キス以上に進みたいのに進まない2人にホッコリしました。
【鬼の花嫁は喰べられたい】2巻の登場人物とあらすじ
第6話 新しい登場人物とあらすじ
新しい登場人物
玉藻(タマモ) 妖狐族の長
狛丸 夜叉 再登場
あらすじ
酒呑童子が勤めに出かけた後のこと、今日の家事を午前中に終わらせてしまった真白は「もっと酒呑さまのお役にたつことはないだろうか」と考えていました。
そのとき、酒呑童子のお弁当を渡し忘れたことに気づきます。
真白は酒呑童子の仕事先「鎮守府(鬼ノ城)」へ向かいました。
「鎮守府」の門は巨大な鬼の顔をしています。
かれらは「訪問予定のない物は通せない」といい、真白はお弁当を抱えたまま立ち往生しました。
そこに美しい容姿の男性があらわれます。
鬼の顔をした門は彼の姿をみるなり慌てて中へ通めるのでした。
城の中に入ると美しい男性は真白にむかって「美味しそう」といって詰め寄りす。
真白はなんとか逃げたものの小さなお弁当箱を男性に取れれてしまいました。
第7話 新しい登場とあらすじ
新しい登場人物
玉藻 狛丸 夜叉 引き続き登場
あらすじ
妖弧族の玉藻は鬼族との「和睦」のためにやって来ました。
玉藻は和睦の条件に「1日 真白を借りたい」と言います。
酒呑童子は反対しましたが、真白は酒呑さまのお役に立てるならと了承します。
鬼ノ城の庭園で、玉藻、真白(椅子にふんした酒呑童子?)は、真白の持ってきたお弁当を食べながら話しをはじめるのでした。
それを庭の植木の影から狛丸と夜叉が心配そうに様子をうかがっています。
大切な「和睦」がかかったひと時は進んで行きます。
第8話 新しい登場人物とあらすじ
新しい登場人物
猫又(ネコマタ) 託児所の主。「師匠」と呼ばれている。
あやかしの子供たち
夜叉 再登場
あらすじ
玉藻が帰ったあと、酒呑童子は真白が1人で帰ることを心配し「猫又の託児所」に真白をあずけます。
託児所には「あやかしの子供たち」が預けられていました。
真白は子供達のためにご飯をつくりました。その様子をみていた猫又は託児所に手伝いに来てほしいといいます。
一方、酒呑童子は怒っているようでした。
真白の方から距離を縮めようと酒呑童子に近づいていきますが・・・。
第9話 新しい登場人物とあらすじ
新しい登場人物
狛丸 再登場
雪ん子 冬を運んでくる。みかんが好物。
あらすじ
今朝はとても冷え込んでいます。そこで、酒呑童子は仕事を休んで真白と冬支度をすることにしました。
真白は託児所の手伝いに行っていいかと酒呑さまにたずねます。
酒呑童子が考えをめぐらしていると、真白は返事がないので、自分は頼りない存在なんだと考えます。
そこで、酒呑童子に頼ってもらうために、まずは目の前のことを一生懸命ことをやろうと、冬支度に精を出すのでした。
酒呑童子は託児所のことを真白に伝えそびれ、そのまま日が暮れていきました。
そこへ、冬支度の手伝いに狛丸がやって来ました。
第10話 新しい登場人物とあらすじ
新しい登場人物
清十郎(セイジュウロウ) 夫。染物屋を営む鬼の夫婦。
紅椿(ベニツバキ) 妻。
あらすじ
鬼ノ城の託児所のお手伝いを許されました真白は、テキパキと仕事をこなしていきました。
そこへ夜叉が真白をたずねてきました。
最近、あやかしの子供の行方不明届が急増しているため、真相を探るべく、酒呑童子みずからが子供に姿になっておとり捜査をすることになったのです。
酒呑童子を子供の姿にするためには「打ち出の小槌」を振らなければいけませんが、小槌は女性が降らないとダメだそうです。そこで真白を呼びにきました。
子供の姿になった酒呑さまと真白、狛丸は北の山に向かいます。
すると雪山の中に花畑があらわれました。
第11話 新しい登場人物とあらすじ
新しい登場人物
清十郎 紅椿 引き続き登場。
あらすじ
あやかしの子供たちの行方不明について何があったのかが分かり、酒呑童子も大人の姿にもどりました。
今夜は、清十郎と椿の家に泊まっていくことになり、紅椿と真白は食事の支度しながら仲良くなりました。
4人はご馳走とお酒で楽しい時間を過ごします。
男性2人が後かたずけをしている時、紅椿は真白と酒呑童子の関係が進んでいないことをきき、真白に「女は度胸」と背中をおします。
そして夫婦円満のご利益のある秘湯を真白に教えました。
さっそく秘湯のわきでる天然温泉に入りにいくと、すでに温泉につかっている酒呑さまがいるのでした。
電子媒のおまけ 1ページ
真白と酒呑童子のホッコリするやり取りが描かれていました。(^_^)
「鬼の花嫁は喰べられたい」2巻の感想
1巻2人の思いは通じあっているので、2巻はどんなエピソードが起こるのかな?とドキドキしながら読み始めました。
●美男子の登場で酒呑童子がやきもちを焼く。
やきもちを焼いたことのなかった酒呑童子は、自分がやきもちを焼いているという実感がありませんでした。
やきもちと気づかないまま不機嫌になってる酒呑童子、その姿が可愛かったです。
その後、気がついて素直に認めています。
恥ずかしそうに真白に抱き着く姿も可愛いかったです。
ちなみに、玉藻は真白のことを気に入っていますが、恋愛感情はないように思います。どうなんでしょうね?(笑)
●あやかしの子供たちが行方不明になる。
おっ?!ついに良からぬ事件が起きるのかしら?!とドキドキしました。
結局、「良からぬ事件」は起こりませんでした。(笑)
新しく登場した紅椿と清十郎、紅椿は明るくて積極的な姉御はだな女性、清十郎は控えめな器の大きな優しい男性。
とても素敵なカップルだと思いました。
2巻もホッコリさせて頂きました。
温かい気持ちの登場人物ばかりなので安心して読めます。
心の中が暖かくなりました。ありがとうございました。
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