ふつつかな悪女でございますが 19話のあらすじ・感想

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漫画「ふつつかな悪女でございますが」第19話のあらすじと感想を紹介しています。慧月(玲琳)と玲琳(慧月)のところへやってきた朱貴妃、彼女は慧月(玲琳)に襲い掛かります。そこへ皇太子が。

ゼロサムオンラインでは「ふつつかな悪女でございますが」19話が無料で読めます!

公開期間:2022年10月28日~2022年11月24日まで。↑↑↑上記をクリックすればHPへ飛びます。

ぽふくん
ぽふくん

サクッと読めるあらすじと感想にゃん。一部の感想にはネタバレもあるので注意にゃん。

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主な登場人物

黄 玲琳(こうれいりん) 黄家の雛女。主人公。病弱だが鋼のメンタルの持ち主。慧月と入れ替わり、今は慧月

朱 慧月(しゅけいげつ) 朱家の雛女。炎の術をあやつるなど術師。玲琳といれかわり、今は玲琳

莉莉 慧月つきの下級女官。母は踊り子だった。

冬雪(こうとうせつ) 玲琳つきの筆頭女官。

詠 尭明(えいぎょうめい) 詠国の皇太子。玲琳を慈しみ、慧月を嫌っている。

辰宇(しんう) 役人・鷲官長。尭明とは異母弟。青い瞳。

黄 絹秀(こうけんしゅ)皇后。皇太子の母。雅媚(朱貴妃)とは以前仲が良かった。

雅媚(しゅがび) 朱貴妃(2番目)。朱家の妃。道術を使う。

金 麗雅(きんれいか) 淑妃(3番目)。金家の妃。口が悪い。

藍 芳林(らんほうりん) 徳妃(らんとくひ)(4番目)。藍狐宮(らんこぐう)の妃。

玄 傲雪(げんごうせつ) 玄賢妃(げんけんひ)(5番目)。玄家の妃。

雅容 白練。上級女官。莉莉に慧月を殺すように命じた。金家の女官ではない?

16話 あらすじ

慧月(玲琳)は玲琳(慧月)の部屋の前で優しく声をかけました。

その声をきいた玲琳(慧月)は慧月(玲琳)が1人であることを確かめると扉を開きます。

慧月(玲琳)は「2人の入れ替わり」にまわりが気がつき出したことを伝え、皇后が蠱毒(こどく)に倒れてしまったので、今すぐ入れ替わりを解消したいと申し出ます。

慧月(玲琳)は再び「破魔の弓」を使おうとしましたが、皇太子が慧月の姿では貸してくれなかったので、玲琳にもどって弓を打つといいます。

※破魔の弓・・玲琳(慧月)に向けられた呪いをうち破った。(2巻)

それを聴いた玲琳(慧月)は慧月(玲琳)の手が今だ出血していることに気がつきます。

そして玲琳が弓を引く必要はなく、弓は玄家の管轄なのだから鷲官長(玄家の血筋)に引いてもらった方が良いといいます。

慧月(玲琳)は玲琳(慧月)の言う通りだと思います。

自分は有り余る体力と感情に任せて、すべて自分1人で解決しようとしていたことに気がつき、落ち込んでしまいました。

玲琳(慧月)は落ち込んでしまった慧月(玲琳)に驚きつつも、呪いには呪いで対抗するといいました。

16話の感想(ネタバレあり)

16話の玲琳(慧月)は道術に詳しく、冷静で頼もしい姿を見せてくれました。

おそらく本来の玲琳(慧月)はこんな人なんだと思いました。

あと、15話で慧月(玲琳)を追ってきた皇太子もカッコよかったです。

民衆を想っての冷静な支持は「将来はりっぱな帝」になろんだろうと思わせてくれました。

そして、慧月(玲琳)を思っての行動は「1人の男性」としての行動で良かったです。

あと鷲官長(辰宇)も「入れ替わり」に気づいちゃいました。

慧月(玲琳)の周りの人たちが気づいてよかったと思う反面、玲琳(慧月)はどうなっちゃうんだろうと心配です。

たとえ慧月(玲琳)が許しても皇太子が許すでしょうか・・・。冬雪もかなり怒っていますし・・・。

もうひとつ気になったのは朱貴妃のことです。

朱貴妃と皇后がまだ雛姫だったころ、2人は親友でした。皇后候補といわれていた雅媚(現貴妃)が皇后になれなかったといえ、仲のよかった絹秀(現皇后)を恨み殺そうとするでしょうか。

ただ、朱貴妃は考えてることを顔に出しません。

本心が見えないのも確かです。

何か・・もう少し何かありそうな気がするのは考えすぎでしょうか。

第17話 あらすじ

慧月(玲琳)と玲琳(慧月)は、皇后殿下にかけられた呪いを解くために、こちらも蠱毒(こどく)を使うことにしました。

※蠱毒・・古代中国でおこなわれていた生き物をつかった呪術。

慧月(玲琳)は蠱毒につかうムカデを持っていたので、玲琳(慧月)と一緒に自分の家に戻ってきました。

家では莉莉が、誰かたずねてきたとき慧月(玲琳)の行動をごまかせる様にと待機していました。

慧月(玲琳)は莉莉に皇后殿下の呪いについて説明し「これから蠱毒をつかって皇后にかけられている呪いを解く」といいました。

その話をききつつ莉莉は「皇太子が慧月(玲琳)と玲琳(慧月)の入れ替わりに気づいているようだ」と伝えました。

その話をきいた玲琳(慧月)は、恐怖の表情を浮かべます。

慧月(玲琳)は「皇太子がとても怒っているだろう」と心配し、先に入れ替わりを解消しようといいました

しかし、玲琳(慧月)は「入れ替わりを解消しない」といいます

第17話 感想

物語のなかで呪術やそれに対抗する道具などが出てくるるのが面白いです。

玲琳(慧月)が蠱毒によって病になってから、蠱毒が話しの中心になっています。

蠱毒の作り方は、無数の昆虫を一緒に住まわせて、最後に生き残った一匹をつかって呪術を行うという古代中国にあった呪いです。

慧月(玲琳)が畑仕事をするにあたり集めた虫たちを1つにまとめておいたら、結局ムカデ一匹になっていたそうな・・・(共食いして最強の奴が生き残った)。

可愛い顔と性格ですが、すごいワイルドな面も持っています。

最初、牢屋に閉じ込められていたときは便所虫を手でたたいていました。

そんなワイルドな慧月(玲琳)が今回、ほうき星に願ったもう一つの願いを打ち明けました。

慧月(玲琳)は、才色兼備で地位があっても心のうちでは「寂しく思っていた」んだ・・と思い彼女の胸のうちを知りました。

今回も盛りだくさんで読みごたえがありました。

今まで嫌いだった玲琳(慧月)がとても好きになりました。

そして、今回もいいところで終ってます。

来月が待ち遠しいです。

第18話 あらすじ

莉莉が外で見張りをし、慧月(玲琳)と玲琳(慧月)が蟲毒をつかって呪い返しをおこなおうとしているところに、朱貴妃があらわれました。

朱貴妃が小屋の中に入ろうとしたところを莉莉が取り押さえようとしますが、朱貴妃は小刀を振りかざします。

危うく莉莉に刺さるところを慧月(玲琳)が押し倒し無事でした。

しかし、朱貴妃は、莉莉と一緒に倒れた慧月(玲琳)の首に小刀を突き付け、蟲毒(ムカデ)の入った壺を持った玲琳(慧月)に、蟲毒を逃がすようにいいます。

小刀の刃が慧月(玲琳)の首を傷つけ血を流すのを見た玲琳(慧月)はムカデを逃がします。

第18話 感想

今まで見てきた静かで優しい朱貴妃とはまるで別人のような悪どい朱貴妃に驚きました。

莉莉と玲琳(慧月)を見下し汚くののしる様子は、かつて皇后と仲の良かった彼女と同一人物なのだろうかと疑ってしまうほどでした。

それほどまでに「皇后を恨んでいた」という事なんでしょう。

人間はそんなに強くないと思います。

皇后(かつての友人)は世継ぎにも恵まれ、一方は皇后候補と言われていたにもかかわらず、皇后にはなれず、子供まで死産してしまった。

不幸のどん底だったときに、皇后からは「お見舞い」もなければ「お見舞い品」も贈ってこなかった。

弱ってる彼女の心のスキに金家の妃が「言葉の毒」を盛りましたが、金家の妃だけが悪いようには思えませんでした。

第18話を読んでこんな事を思っていましたが、今回も思いがけない展開にドキドキしています。

慧月(玲琳)、玲琳(慧月)、莉莉と可愛かったですが、今回の主役は朱貴妃でした。

第19話 あらすじ

小刀を持って慧月(玲琳)に襲い掛かった朱貴妃でしたが、皇太子が我が身を盾にするように割って入ってきました。

一瞬、皇太子が刺された?!とおもいましたが、朱貴妃は鷲官長に取り押さえられていました。

皇太子は慧月(玲琳)に向かって悲痛な表情を浮かべながら「おまえが玲琳なんだな」と言います。

慧月(玲琳)は動揺しつつも白を切りましたが、困り果てて玲琳(慧月)の方をみました。

すると玲琳(慧月)は空を見て怯えています。

莉莉、鷲官長も深刻な面持ちで空を見ています。

皇太子の感情が龍気のみだれを起こし、空一面は黒雲で覆われ稲妻が走っていました

玲琳(慧月)は「『封じの術』を今解いたので、何か話して殿下をなだめるように」といいました。

※慧月(玲琳)には『封じの術』がかかっていたため、真実が話せなくなっていた。

慧月(玲琳)は話をそらすために「(皇太子)に今すぐ皇后の元へ行ったほうがいい」といいますが、皇太子は「皇后は冬雪がみている」といい「冬雪から慧月が玲琳に嫉妬して体を入れ替えたことも、玲琳が慧月をかばおうとしていることも聴いた」といいました。

皇太子は、体が入れ替わったことを見抜けず、玲琳を傷つけたことを深く悔やんでいました。

そのことから慧月(玲琳)は「龍気を乱している感情は怒りではなく悲しみ(罪悪感)」だと気が付きます。

そこで「皇太子に償いをしてもらおう」といいました。

感想(ネタバレあり)

とても気が強くて堂々としていた皇太子が、玲琳と慧月の入れ替わりを見抜けなかった罪の意識から、とてもヨワヨワしくなってしまいました。

なんとも辛い立場ですよね・・・愛する女性を殺そうとした上、ひどい言葉を浴びせたのですから・・・それは、つらい・・・。

玲琳は皇太子に償いとして「朱慧月を罰しないこと」と「朱貴妃の罰は皇后様の意向に従うこと」といいました。

玲琳は慧月と友達になったので「慧月を罰しない」ことはいいとしても、朱貴妃は慧月を利用し莉莉を追い詰め、皇后様も殺そうとしました。

それで「おとがめなし」になるのは、なんだか複雑な気持ちです。

あらためて玲琳はとても優しいと思いました。

そして玲琳は「3つ目の償い」について皇太子に約束させましたが、それは19話では伏せられました。

莉莉を黄家の女官にするのかな?

そして、とうとう慧月と玲琳の入れ替わりが解消されました。

あ~元気な玲琳が好きだったので、とっても残念です!

次回は、すべて一件落着後のお話でしょうか?

玲琳が健康な体を手に入れていたら嬉しいですが、どうなっているか一か月後が楽しみです。

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