「ふつつかな悪女でございますが」1巻(1話~5話)の登場人物とあらすじ・感想を紹介。皇太子のお妃候補の玲琳は、才色兼備で優しい性格だったため宮廷内の胡蝶として愛されていました。そんな玲琳を憎んでいた慧月はネズミと呼ばれ宮廷内で嫌われていました。この2人の体が入れ替わることから繰り広げられる中華風ファンタジー。
あらすじには多少ネタバレを含むけど詳しい内容は記載してないので安心してにゃ。
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1話~5話までの登場人物&あらすじ
1話~5話までの登場人物
―五家の雛女ー
黄 玲琳(コウ レイリン) 直轄領 黄家の雛女(オウケノヒメ) 現皇后陛下 黄絹秀(コウケンシュウ)の姪御。皇太子殿下の従兄妹(イトコ)。病弱。才色兼備。大変な努力家。鋼のメンタルの持ち主。
朱 慧月(ジュ ケイゲツ) 南領 朱家の雛女(シュケノノヒメ) 「雛宮のドブネズミ」と呼ばれ忌み嫌われている。道術を操る。朱家末席の母と道士崩れの父の間に生まれた。
藍 芳春(ラン ホウシュンン) 東領 藍家の雛女(ランケノヒメ)
金 清佳(キン セイカ) 西領 金家の雛女(キンケノヒメ)
玄 歌吹(ゲ カスイ) 北領 玄家の雛女(ゲンケノヒメ)
ー皇室ー
尭明皇太子殿下(ギョウメイコウタイシデンカ) 詠国の皇太子。
玄耀皇帝殿下(ゲンヨウ) 繊細優美を愛する皇帝。
ー官僚、女官ー
辰宇(シンウ) 鷲官長(シュウカンチョウ) 後宮の風紀を取り締まる役人。尭明皇太子殿下の異母弟。冷酷無慈悲と呼ばれている。
文昂(ブンコウ) 宦官(カンガン)
冬雪(トウセツ) 玲琳つきの筆頭女官。酒に弱い。甘い物好き。水を司る玄家の遠縁。
莉莉(リーリー) 慧月のそば使い。赤毛。母は大陸を移動して演じる踊り子。
雅容(ゲヨウ) 白練(シロネリ) 白練色(シロネリイロ)の衣。金家の上級女官。
ー皇后、妃ー
黄 絹秀(コウケンシュウ) 現皇后陛下 。玲琳の教育係。
朱 雅媚(ガビ) 朱貴妃(シュキヒ) 慧月の教育係の妃。穏やかで慈愛深い。
金 淑妃(キンシュクヒ) 清佳の教育係の妃。
【ふつつかな悪女でごさいますが】1巻のあらすじ(1話~5話)
1話 あらすじ
玄耀帝(コウソウテイ)の時代、場所は詠国後宮内(エイコクゴキュウナイ)の「雛宮(スウグウ)」。「雛宮(スウグウ)」とは五家が協力して婚姻前の子女を住み込みで妃としての教育をする場所。雛女には教育係として妃が1対1でつき母と子のにちかい関係を結ぶ。
乞巧節(タナバタ)の夜、五家の雛女たちと皇太子は乞巧楼(キッコウロウ)に集まっていた。いくつものほうき星が流れていく中、玲琳たちは星に願いを唱えていた。する突然、慧月が玲琳を欄干の外へ突き飛ばした。突き飛ばされて気を失った玲琳が目覚めたのは雛宮の地下牢だった。
そして目覚めた時に牢の外に居たのは玲琳つきの筆頭女官冬雪だった。冬雪は玲琳に向かって「朱慧月様」と呼び玲琳を突き落とした罪を命をもってあがなうように言い放ちます。
玲琳と慧月の体が入れ替わってしまったのです。
冬雪が立ち去ったあと、炎像の術をつかって慧月(玲琳)の目の前に現れたのは玲琳(慧月)でした。玲琳(慧月)は生まれ育った境遇を呪い慧月(玲琳)を逆恨みしていました。にっくき慧月(玲琳)が死刑になることを伝えて消えていきました。
牢に1人取り残された慧月(玲琳)はあることに気が付くのでした。
2話 あらすじ
獣尋の儀(ジュウジンノギ)の時間がやってきた。多くの見物人が檻を囲むように集まっていた。檻の中には餌をあたえられていない飢えた雄ライオンが入れられていた。
入れ替わる前の慧月は周りの人を困らせる悪名高い雛女だったため誰も酌量餌(シャクリョウエ)をするのものはいなかった。
※酌量・・事情をくみ取って処罰にてごころをすること。
また冷酷な処刑人として 鷲官長(シュウカンチョウ )の 辰宇(シンウ) が立ち会い人を務めていた。
処刑の準備がととのったところへ最後に現れたのは慧月(玲琳)でした。
みなの者は慧月(玲琳)が恐怖で恐れおののきながら現れると思っていましたが、彼女を落ち着きはらい颯爽と姿を現しました。その様子に尭明皇太子、辰宇は驚くのでした。
尭明皇太子の目の前で自分には罪がないと言う慧月(玲琳)、そして玲琳だったころの様に皇太子に話しかけてしまったことから「玲琳のように振る舞えば罪が軽くなるとでも思っているのか」と逆に皇太子を怒らせてしまうのでした。
そして慧月(玲琳)を飢えたライオンの檻の中に入れるよう命ずるのでした。
尭明皇太子の目の前で自分には罪がないと言う慧月(玲琳)でしたが、玲琳だったころの様に皇太子に話しかけてしまったことから「玲琳のように振る舞えば(皇太子)の寵をうけられ罪が軽くなる(もしくは無くなる)」と誤解され皇太子は激高しライオンのいる檻に入れる様命ずるのでした。
3話 あらすじ
慧月(玲琳)と莉莉は朱駒宮最果ての地に立たず元食料庫だったボロ屋で生活する事になります。莉莉は自分にひどく当たってきた慧月が嫌いだったうえに屋敷から追い出されてボロ屋で生活することになったのは慧月のせいだと怒ります。
そして、莉莉は慧月の世話は一切みないと言い放つのでした。
慧月は健康な体と自由を手に入れられたことに大変よろぶのでした。
そこへ辰宇と文昂が慧月を心配して様子を見にやって来ました。2人は慧月が元の部屋から出ていきたくないと懇願しているだろうから最果ての地にあるボロ屋には居ないと思っていました。
しかし、そこには雑草をむしり取る薄汚れてはいるものの元気はつらつとした慧月がいました。慧月は天真爛漫な様子で2人を歓迎しおもてなしをしようとしますが、辰宇と文昂は驚くのでした。
4話 あらすじ
朱 慧月を弾圧することで黄 玲琳派であることを演出し5妃の2番目の座をねらうもくろみで、金家の雅容が莉莉に慧月をいたぶるように指図するのでした。
莉莉は慧月にひどい扱いを受けていた上、お屋敷から追い出されボロ屋で暮らさなければならなくなった事に腹を立てていたので、金家の女官になる誘いを受けます。
莉莉が慧月の元に戻ると荒地を耕した上、むぞうさに生えていた野菜を科目ごとに植え替えた慧月でした。取れた野菜で手料理をごちそうするのでした。
一方、玲琳の体を手に入れた慧月は皇太子の寵愛を受けつつも弱い体でありながも弱音をはかず常日頃から学業、舞踏の稽古、基礎体力つくり、他多数、鍛錬をかかさない玲琳の真の生活を知るのでした。
5話 あらすじ
慧月は健康と自由を満喫しつつも農作業に精を出し幸せを味わっていました。一方、莉莉は雅容との取引どおり慧月に嫌がらせをするのでした。ところが慧月はどんな嫌がらせも気にとめることはなくおおらかに対処するのでした。
嫌がらせをしているはずなのに逆に役に立っている様に喜ぶ慧月、莉莉は自分のやってることに疑問をおぼえ、いたたまれなくなって慧月の元から逃げ出します。
莉莉が屋敷を通りかかったとき雅容に引き留められ「本当にいやがらせ」をしているのかと疑われ、嫌がらせをしている証拠が欲しいと小刀をわたされます。
小刀を手にして驚愕する莉莉「嫌がらせと殺傷は違うのでは?」と言いますが、雅容は莉莉の弱みにつけこんで脅迫してきます。
追い詰められた莉莉は慧月めがけて襲いかかりました。
余話&1話~5話までの感想
尭明皇太子と辰宇の会話。皇太子の子供のころの話と皇太子が玲琳をどの様に思っているか、また、慧月をどの様に思っているかが分かります。
皇太子は慧月のことをとても嫌っていますが、辰宇は変化した慧月が気になっているようです。
「ふつふかな悪女でございますが」6話~8話の登場人物とあらすじ・感想は下記記事で確認できます。
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