ミステリと言う勿れ 9巻 エピソード12.5の時系列。あらすじ感想

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「ミステリと言うなかれ」9巻。エピソード13−2〜14−2まで掲載。エピソード12.5の時系列の説明とあらすじ、登場人物、感想(ネタばれあり)。

エピソード12.5の時系列の説明は、感想にあります。

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「ミステリと言う勿れ」9巻 登場人物・あらすじ

著者 田村由美

発行日 2021年7月14日

主な登場人物

久能 (くのう ととのう) 主人公 教育学部2年生。大学生。

ライカ 大隣総合病院に入院中の患者。

千夜子(ちやこ) ライカの妹。

梅津真波(うめづまなみ) 大隣総合病院の温室管理者。

<大隣警察署>

青砥成昭(あおとなりあき) 巡査部長 無実に人を逮捕した冤罪歴あり。

池本 優人(いけもとゆうと) 巡査 

風呂光聖子(ふろみつせいこ) 巡査 

乙部 克憲(おとべかつのり) 巡査

<犬堂家>

犬童我路(いぬどうがろ)  整くんと気が合う。姉の変化に疑問をもち色々調べている。

犬童愛珠(いぬどうあんじゅ) 我路の姉。殺された。

犬童甲矢(いぬどうはや)  我路の従兄。

犬童乙矢(いぬどうおとや)  我路の従弟。気が短い。釣り好き。  甲矢兄さんと呼ぶ、乙ちゃんと呼ぶ

エピソード13-2:誰も寝てはならぬ

アレキサンドライト

登場人物

<前回からの登場人物>

瓜生晃次(うりゅうこうじ) スーツの男性。 P・ビジョン東京支社長。整くんが愛用しているカバンメーカー。一葉の夫が兄。

鳩村一葉(はとむらいろは) P・ビジョンの前社長。飛行機事故で亡くなった。アレキサンドライト。双子座。

鳩村有紀子(はとむらゆきこ) 双子の姉妹。

鳩村実都子(はとむらみつこ) 双子の姉妹。

双子の父親。 瓜生晃次の兄。亡くなっている。

畑中詩(はたなかうた) 家政婦のおばさん。

畑中徹(はたなかとおる)庭師のおじさん、詩さんのご主人。

アイコちゃん 家の中で放し飼いにされている鳩。

<新しい登場人物>

藍糸子(あいこ) 三女。有紀子、実都子の姉妹。(三つ子)

楡﨑(にれざき) (瓜生晃次の秘書。前回登場していましたが氏名紹介無のため今回紹介)

楡﨑さんの1人息子。

川上 棋絵(かわかみまきえ) マキちゃん。おばあさん 一葉のお母さん。

万実(まみ) 一葉の妹。1年下の妹。

百花(ももか) 一葉の双子の芋魚t。

会社の経理部長 行方不明。

あらすじ

鳩村家の庭で双子の姉妹、家政婦の詩さんと庭師のおじいさん、4人に整くんは「本当は三つ子」であることを伝え、自分が気づいたことを説明しはじめました。

その説明を聴き終えると家政婦の歌さんは、一葉お嬢様とそのお母さまとの関係を話しはじめました。

三つ子は双子にみせかけて入れ替わることで、姉妹がどちらがどちらなのか分からなくさせ、命を守っているのでした。

整くんは一葉さんの子供の頃のエピソードを確かめるため、一葉さんのお母様に会いに行きます。

そこで詩さんから聴いたエピソードは一葉さんの思い込みである事を知ります。

整くんが鳩村家を訪れているときに、瓜生晃次と秘書の楡﨑がやってきます。

楡﨑は瓜生晃次の支持に従い、整くん、有紀子と実都子、畑中夫婦を古い船に乗せ東京湾の沖に出ました。

感想(ネタバレあり)

まさか三つ子だったとは、驚きました。

それにしても三つ子は、幼少から入れ替わっていたとしても、大変な努力をしてきたと思います。

名前を入れ替えていただけで、演じてはいなかったようなので、整くんが気づいてよかったと思いました。

今回は久し振りに我路くんが登場しました。

嬉しかったです。(^_^)

整くんと我路くんはつかの間の再会でした。

また、ちょくちょく絡んでほしいですね。

一葉さんんとお母さんのわだかまりも溶けていたようですが、一葉さんの不自然な思い込みは気になりました。

一瞬、本当に誰かいなのかな?とか勘ぐってしまいました。

だけど、やっぱり思い込みだったようです。

何はともあれ三つ子は入れ替わりから解放され、疎遠だった祖母(一葉さんのお母さん)とも和解し、ホツとしました。

一葉さんの畑中夫婦への思いやりと愛情が描かれていた事にもホッコリしました。

気持ちよく終わった感じでうれしかったです。

ところで、アレキサンドライトは光源によって色が変化する宝石だそうです。

太陽の光に当てると「青緑」、蛍光灯の光には「赤」。

双子座の守護石。

今回のテーマは「双子」でした。

エピソード 12.5 enclosure(エンクロージャー)

登場人物

鳴子巽(なるこたつみ) 愛珠の通っていた四谷のカウンセラー。

あらすじ~気になる人物「鳴子巽」登場

犬童我路とそのいとこ達で愛珠の通っていたカウンセラー「鳴子巽」をはりこみしながら、愛珠のカウンセリング記録がないか調べていますが、出て来ません。

そのかわり鳩村一葉のカウンセリング映像がみつかります。

※ enclosure(エンクロージャー)の意味:囲い込み、囲い地。

感想(ネタバレあり) エピソード12.5の時系列の説明

時系列の紹介

時系列の順番がエピソードの番号順になっています。

「エピソード12」「エピソード12.5」「エピソード13」「エピソード13-2」

時系列順のエピソードです。

漫画掲載順は、8巻「エピソード12」「エピソード13」

9巻「エピソード13-2」「エピソード12.5」

時系列が前後しています

「エピソード12.5」で我路くんが鳴子先生の家で鳩村一葉の画像をみつけます。

そこで「エピソード 13」は我路くんは整くんに鳩村家に行くよう依頼します。(整くんは詳しいことは知りません)

そして、「エピソード13-2」で我路くんの登場です。

我路くんが整くんに依頼するしたとき、我路くんは鳴子先生のヘ部屋で張り込み中。

汐路さんへ送ったメールは、我路の仲間よりになっていました。

整くん達が東京湾で置き去りにされた際、我路くんたちが助けに来ています。

ということは、我路くんの張り込みが一段落したと考えられます。

●我路くん達は新たな情報をつかんだ?

●我路くん達は何もわからなかった?

●全く別の理由で張り込みを中止した?

ここの部分もとても気になりますね~!

わたしは「何か新な情報をつかんだ」から鳴子先生の張り込みを終わらせたと思っています。

根拠はありませんよ。(^_^)その方が面白そうって理由です。

今回のお話ですが、ガロくんが屋根裏部屋ではりこみしています。

鳴子先生は1人暮らしなのに帰ってきたら「ただいま」、起きたら「おはよう」、出かけるときは「いってきます」と言って挨拶しています。

ペットや家族の写真、ぬいぐるみに話しかけてるなら分かりますが、いったい誰に話しかけてるんでしょうか?

まさか我路くんが屋根裏部屋にいることや盗聴器がしかけられてることを知っているってことないですよね?

鳴子先生が「行ってきます」といった後でおもむろに振り返って微笑んでるように見えるのは気のせいでしょうか?

こわいです!!

エピソード14:誰が誰に 誰が誰と

新しい登場人物

大きな荷物を持った男性 道に迷っていた。

してんちょう  電話の相手。

友香ちゃん 青砥さんの娘さん。12歳。

麻衣ちゃん 友香ちゃんの友達。

電話の向こうの男女。

あらすじ

試験を控えた整くんは偶然通りかかった男性に気がとまります。

彼は、大きな荷物を抱え、とても困った様子で何かを探しています。

見かねた整くんは男性に声をかけると「おおたき公園」にいきたいといいました。

男性は急いでいる様だったので整くんも大瀧公園(オオタキコウエン)まで同行します。

大瀧公園につくと園内の公衆電話がなり、男性は急いで電話を取りに向かいます。

電話の相手は知り合いなのか男性は言葉をかわすと電話を切り、別の場所に急いで向かおうとします。

男性は地元の人ではなく土地勘がなかったので、整くんは案内かかりとしてついて行きます。

そこでも公衆電話がなり男性はあわてて電話を取りに向かいます。

そこでも電話を切ったあとに男性は別の場所へ向かおうとします。整くんは案内するために同行しました。

到着するとそこでも公衆電話がなり男性はヘトヘトになりながらも電話をとります。

電話をとった後に電話の相手は整くんに電話を代わるように指示します。

そこで電話をかわると相手は荷物を持った男性とゲームをしていると言い自分は「してんちょう」と名乗りました。

ゲームの支持にしたがって行動した男性は整くんと別れましたが、整くんはこの男性の顔に見覚えがありました。

一方、大隣警察署。青砥さんには離婚した元妻と娘がいます。今日は娘の友香ちゃんが遊びにくるので、青砥さんは友香ちゃんを迎えに行くため、早めに出社しました。

ところが友香ちゃんは友達の麻衣ちゃんちに泊まるといいます。青砥さんは仕方なく友香ちゃんを友達の家まで送りました。

落ち込む青砥さんのスマフォがなります。相手は友香ちゃんでした。やっぱりお父さんのところに来るのかと期待して電話をとると相手は男性で「娘を誘拐した」と告げます。

感想(ネタバレあり)

大きな荷物を持った男性が公衆電話の支持に従って行動していたので、身代金を要求されてるのかと思いました。

結局、整くんと別れてタクシーで去っていったので、本当に仲間内でゲームをしていたんでしょうか?

そのわりには、男性は必死でしたよね?

遊んでるって感じがありませんでした。

それから、まさかの「青砥さんの娘さんが誘拐された?」ビックリしました。

警察の人間の娘を誘拐するって、よほど捕まらない自信があるのか?

それとも、青砥さんに恨みがあるのか?

思いがけない展開に驚きました。

それとは別なんですが、青砥さんの娘さんが言ったこと「天秤にかける」って話し。

子供とは思えない考え方に驚きました。

「しっかりしてる」のでしょうか父親に面と向かって言えるのがスゴイ。(^^;

青砥さんが優しいから娘に舐められているんじゃないでしょうか?

事件が解決したあと、娘さんの意見が変わることを期待しています・・・。

エピソード 14-2 囁く夜(ささやくよる)

登場人物

小諸武史(こもろたけし)  連続幼女誘拐殺人事件。通称「鍵山事件」。青砥さんが担当した。今茨木に住んでる。犯人の容疑をかけられるも証拠不十分で冤罪となる。

久我山実知(くがやまみち) 「週刊リアル」の記者。

敦っちゃん(あっちゃん) 青砥さんの元妻。

雪ちゃん 6年前、小学2年生。 鍵山事件の被害者。

井口竜樹 7歳。

あらすじ

青砥さんは整くんのアパートを訪ねそこに整うくんが帰ってきました。

整くんは気になることがあったので図書館で調べものをしてきたと言いました。

整くんは今日あった出来事を青砥さんに説明しました。

そこで「してんちょう」と名乗る男性をはなしたことも伝えました。

また、この大きな荷物を持った男の顔にも見覚えがあったので、大学の図書館で調べていたと。

その男性は、鍵山事件で冤罪になった小諸武史でした。

青砥さんは、「してんちょう」と小諸武史が仲間で、友香を誘拐したと考えました。

感想(ネタバレあり)

青砥さんが言う様に小諸と「してんちょう」はグルなんでしょうか。

整うくんと走りまわった小諸は必死な様子でしたし、「してんちょう」とグルの様には見えませんでした。

それから、小諸のカバンの中身はなんだったのでしょうか。

誰かの子供を誘拐したんでしょうか?

わたしが考えたのは「してんちょう」が小諸の子供を誘拐した。

返してほしければ「支持された子供を誘拐しろ」

小諸は誘拐後、「してんちょう」の支持でたらいまわしにあった。

そのとき、整くんに会った。

青砥さんと同じいきさつですが、青砥さんは子供を誘拐できるかわかりません。

まだまだ、先が見えてきませんが、もしかしたらすでにヒントいっぱいかも。

いつも分からないんですよね。(^^;)

あと、気になったのは「週刊リアルの久我山実知」です。なぜ、少女たちの写真を週刊誌に掲載できたのか?

この久我山実知は、警察が嫌いなようでした。

何かあったんでしょうか?

つづきを楽しみにしています。

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