漫画『SPY×FAMILY 9巻』MISSON:54~61まで掲載。サクッと読めるあらすじ、感想(一部ネタバレあり)。豪華客船の旅が終わり、入院していたシュラーク先生が復帰。
2022年発行。著者:遠藤達哉。
サクッと読めるあらすじにゃん。
一部の感想にはネタバレがあるので、
読む前に目次でご確認くださいね。
<9巻の掲載内容>
- MISSON:54 豪華客船
- MISSON:55 豪華客船
- MISSON:56 リゾート島
- MISSON:57 嘘つき
- MISSON:58 ボンドの活躍
- MISSON:59 ベッキー遊びにくる
- MISSON:60 フランキー、フィオナに出会う
- MISSON:61 マダム・シュラーク
MISSON:54~55 あらすじ
ヨルは、強者「刀使いの男(殺し屋)」とにらみ合ってるところからお話がはじまります。
一方、ロイドは船内の異変に気が付きます。
プリンセス・ローレライに乗船していた保安局員たちが緊迫した様子で動きまわっていました。
ロイドは、彼らの口の動きを読み「船底に爆弾がしかけられている」ことを知ります。
アーニャもロイドの心を読み「危機である」ことを知ります。そこで自ら「キッズルームで遊びたい」といいました。
ロイドは、アーニャをキッズルームに預けると船底へ向かいました。
そしてアーニャは、こっそりキッズルームを抜け出しヨルを助けに行きました。
感想(ネタバレあり)
ヨルさんが20数名の殺し屋とバトルし、強敵「刀使いの男」にやっと勝ったと思たら、船内のいたるところに時限爆弾がしかけられていて、もうダメなんじゃないの・・・と私は半ば諦めた気持ちで漫画を読んでいました。
でも、船員総出で爆弾をさがし、アーニャちゃんの活躍で無事ことなきを得ました・・。ほーっ。よかった・・・(安堵のため息)。
しかし、8巻から続いたヨルさんのバトルは大変でした。とにかく殺し屋の数が多かった。
やってもやっても次から次へと殺し屋が出てくるし、最後の刀使いの男は最強でした。
バトルシーンは緊張するし、敵が多すぎて読んでいて疲れました。
本当は、ヨルさんにはどんな小さな傷もおって欲しくなかったですが、相手が強かったので仕方ないです。大けがは無かったので良かったです。
最後、2人の殺し屋が海に放り投げられましたが、2人のまわりを泳いでいるのは、サメじゃなくてイルカじゃないのかな?背びれと口ばしがイルカぽいです。
もしかして2人とも助かった?
だとしたら、また出てくるのかな??
どうか「イルカじゃなくてサメ」でありますように!!
MISSON:56 あらすじ
プリンセス・ローレライがリゾート島に寄港しました。
アーニャとロイドが島に降りると、ヨルもやって来ました。
ヨルは任務完遂の褒美にロイド達と一緒に過ごす許可がおりたからでした。
3人は「ジップライン」「3人乗り自転車」「洞窟探検」「乗馬」「小動物牧場」などでレジャーを満喫します。
大喜びのアーニャはさらに「スノーケリング」「サーフィン」もしたいと言いました。
ジップライン・・つるした縄の上を滑車をすべらせ、そこにぶるさがって移動するレジャーのこと。
感想(ネタバレあり)
やっと安心して読めるお話になりました(長かった~)。(^^;
アーニャちゃんたちが、満面の笑みでレジャーを楽しんでいると、私も楽しい気持ちになりました。
あまり活動的なレジャーはしませんが、漫画を読んでいたら「ジップライン」をやってみたく思いました。
3人の平和な1日が読めて大満足しました。
56話が終わったあとのページに、オルカ達が港を歩いている姿が描かれています。
「静かに歩いている」ように見えるので、無事に第三国に到着したようです。
「どうなったのかな?」と思っていたので、安心しました。
こういった読者への細かい心づかいが、うれしいです。ありがとうございます。
MISSON:57 あらすじ
イーデン校の中休みもおわり、アーニャは再び学校に通い始めます。
ベッキーは、アーニャの姿をみつけると挨拶し、「休みの間なにをしていたのか」たずねました。
アーニャは自慢げに「豪華客船」に乗ったことを言いました。
アーニャは「ベッキーとダミアンから羨ましがられ、ダミアンに関しては家に招待してくれるだろう」と思いました。
しかし、ベッキーは「プリンセス・ローレライには入学前に乗っており、乗った際はインペリアルスイートだった」と言いました(アーニャは3等客室)。
さらに、ダミアンの友人(エミールとユーイン)は、ヘリに乗って街を飛び回ったことや、高級ホテル”バイアン”に泊まって美味しい物をたらふく食べたと言いました。
それを聴いたベッキーは「有名女優レイチェルを招待してパーティーを開いた」と話しました。
すると、この話を聴きつけたクラスメイト達が「ベッキーの話が聴きたい」と集まってきました。
アーニャは負けじと「船にはヤバい奴が100人ぐらい乗っていた」と思わず船であった出来事を話し出してしまいます。
それを聴いたクラスメイトは「そんなニュースやってなかった」といい、アーニャは我に返り苦しまぎれの創作はなしを始めました(アーニャの事件は東国の秘密警察によって内密に片付けられていた)。
感想
アーニャの「豪華客船の旅」もすごい事なのに、しかもクジで一等当ててることがスゴイのに、クラスメイトのレベルが違いすぎて相手にしてもらえません。悲しい~!
アーニャの話は、とっても面白かったです。
今回もまた、大うけしました!
涙が出てくるぐらい面白かった!!(お腹痛い)
MISSON:58 あらすじ
ロイドは、フランキー(もじゃもじゃ)を悪者にしたてて、ボンドに取り押さえる訓練をしています。
しかし、ボンドは優しい性格から捕まえたフランキーを放してしまいました。
それを見ていたロイドは、ボンドには「噛んだり、吠えたりは向いてないかも」と考えます。
そこで、ロイドは「臭気選別」「爆発物探知」の訓練をしようとしますが、フランキーが「<プロジェクトアップル>でさんざん訓練させられて嫌になってるんじゃないのか」と言いました。
フランキーは「犬にとって訓練も実践も遊びみたいなもんだから、もっと楽しそうに相手をしてやれ」といい「気分転換に散歩」に行くことを勧めました(フランキーは帰る)。
ロイドはボンドと散歩することにしました。
感想
フランキーさん「犯人役が嫌だった」のもあると思おうけど、相手の立場を思いやる気持ちがあって優しい人です。
ボンドくんは、とても優秀すぎて「だから噛んだり吠えたり」出来ないんですよね。
この後、ボンドくんは大活躍するし、ロイドさんの優しい言葉にウルウルしました。
MISSON:59 あらすじ
恋愛ドラマを見ていたベッキーは、お話に触発されてアーニャの家にやって来ました。
ベッキーの目的は「ロイドに交際を申し込む」ことでした。
(第25話でベッキーは、アーニャの家族写真をみてロイドに一目ぼれします。)
ベッキーがアーニャの家にいくと、ヨルはボンドの散歩に出かけていました。
ベッキーは「ヨルがいないことは、ロイドに交際を申し込みチャンスだ」と考えます。
さらに、交際後はロイドとの結婚を夢みました。
アーニャは、ベッキーの思惑に驚きますが、お金持ち生活に感化されてベッキーを応援することにします。
感想(ネタバレあり)
ベッキーちゃんの思い込みほ激しさと行動にビックリしました。
ベッキーちゃんの思ってことと、ロイドさんの思ってることが、全然ちがうのも面白かったですが、
ヨルさんが戻ってきてからが、大うけでした。
なぜそうなるの?というぐらいベッキーちゃん勘違いしちゃって、最後はヨルさんに弟子入りしていました。(笑)
ベッキーちゃんもとっても可愛かったです。
MISSON:60 あらすじ
東国の貿易を取り締まっているセルゲイ・オストスキー(経済委員会の幹部)は、反西派で西国へのイチゴの輸出を不当な手段で制限をかけていました。
先日、西国プランツ外相の誕生日のとき、外相は「誕生日ケーキにイチゴが乗っていない」と激怒しました。
WISEは「このままほっておくと外交問題に発展しかねない」と危惧し、管理官(シルヴィア)はフィオナにどうにかするように言いました。
フィオナは「偽の輸出許可証をつくる」ことにし、まずは「印章偽造のプロ」をさがすことにします。
そこで、ロイドに相談すると、ロイドは「色んなつてのあるフランキー」をフィオナの紹介しました。
感想
フランキーさんとフィオナちゃんの出会いですね。
アクションありで面白かったです。
なんだか、フィオナちゃんとフランキーは仲良くなりそうです。
また、2人が一緒に仕事するところ読みたいです。
<プランキーのなぞなぞ>
朝は4本、昼は2本、夜は3本の生き物ってなに?
答えは「人間」
ギリシャ神話に出てくる有名ななぞなぞ。
人間の一生と1日に例えたも。
朝は、赤ちゃんで手と足をつかって4本でハイハイする。
昼は、成人すると二本足であるく。
夜は、老人で杖を突いて歩く姿から3本足と見立てた。
MISSON:61 あらすじ
イーデン校のお話です。
イーデン校では、大病で入院していたシュラーク先生(マダム・シュラーク)が復帰しました。
一方、ヘンダーソン先生は「生徒たちが中休みで緩んでいることを注意し、気のゆるみが雷(トニト)になるから気を引き締めなさい」と言いました。
授業を終えたアーニャとベッキーが「危うく宿題を忘れそうだった」という話をしているところに、ダミアン達がやってきました。
ダミアンは「学年で一番はじめに雷(トニト)を8つ取るのはおまえだ(アーニャ)」だと言います。
それに、怒ったベッキーは「ダミアンだって寝坊したことあるじゃない、雷を取らないって言い切れるの?」と言い返しました。
するとエミールとユーインはムキになり「ダミアン様が取るわけない!万が一、1つでも取ったら3人でパンツ一丁になって校内を一周してやる!」といいました。
するとそこにビル(ドッチボールの強者)が血相をかえて走ってきました。
怯えた切ったビルは「恐ろしい厄災(やくさい)」が現れたと言いました。
感想
うわ~!!トニトおばさん(シュラーク先生)怖いー---!!
性格も悪いー---!!
こんな先生いたら学校生活緊張して心が休まらない。
アーニャ達大丈夫かなぁ?
この先が心配です。
9巻は「SHORT MISSON」と「おまけ」はありませんでした。
いつも楽しみにしているので、少し残念ですが、10巻で読めることを待っていましょう。
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