【推しの子】1巻の登場人物、あらすじ、感想、父親の考察を紹介しています。1巻(第1話~第10話)をまとめたあらすじです。記事内にネタバレもあります。
※ネタバレあり。ネタバレがあってもOKな方のみ読み進めてください。
サクッと読める「あらすじ」にゃん。
【推しの子】ってこんな事を描いてる
- 漫画【推しの子】は、誰もが1度は夢見る、「もしも、自分が大好きなアイドルの子供に生まれたら」を描いている。
- 天才アイドルの遺伝子「才能豊か、容姿端麗」を引き継いでいる。
- 「生まれ変わり」によって、過去の自分の記憶を持っているので知能が高い。(1,2巻)
- 芸能界の裏話、仕組みがわかる。
- 殺人事件が絡んでいるので、推理する楽しさが味わえる。
- 登場人物が、前向きなので気持ちいい人が多い。読んでいて気分がいい。(1,2巻)
- ミステリー物だけど、ハラハラ、ドキドキ感が少ないので、安心して読める。(1,2巻)(※個人差があると思います)
※1,2巻までの感想です。
1巻の主な登場人物
究極の美少女星野アイ 16歳 アイドルグループB小町のセンター 施設育ち
ゴロ― 宮崎県のかなり田舎(人里離れた場所)の産婦人科医師 アイ推し
ゴロ―の患者さりな 12歳 アイ推し
斎藤壱護社長 苺プロダクション 代表取締役 若い子贔屓(ひいき)
社長夫人 斎藤ミヤコさん
五反田泰志 映画監督
有馬かな 10秒で泣ける天才子役
リョースケ君 22歳学生 アイのファン
星野愛久愛海(ホシノ アクアクアマリン)通称:アクア アイの双子の子供 双子の兄
星野瑠美衣(ホシノ ルビイ)通称:ルビー アイの双子の子供 双子の妹
サクッと1巻内容を紹介(ネタバレあり)
1巻は、これから始まる「復讐劇」のきっかけについて紹介。※ただし、本当に復讐劇がはじまるかは不明
1巻の流れは、おおまかに2部に分かれています。
※漫画の中では、1部、2部とは別れていません。お話の流れを分かりやすく説明するために、こちらのブログでは分けて紹介しているだけです。
1部(第1話)は、各登場人物の紹介と関係性からはじまり、ゴロ―の死で終わっています。
2部(第2話~第10話)は、アクアとルビーの誕生から幼い2人の成長とアイや周りにいる人達との関わりが描かれておます。アイの死と物語がその先へ続いてく場面で終わります。
1部(第1話)のあらすじ
1部は、主人公ゴロ―のつとめる病院にアイドルB小町のセンターアイがやって来きます。
ゴロ―は、アイの大ファン、アイ推しです。
目の前に現れたアイに感激するとともに、お忍びでアイがやってきた理由(妊娠)に、複雑な気持ちになります。しかし、ゴロ―はアイの奴隷(ファン)として、アイを全力でバックアップすることを決めます。
心あたたまるゴロ―とアイの交流が描かれています。
そして、ゴロ―が殺されます。
2部(第2話~第10話)あらすじ
2部は、主人公ゴロ―が、アイの子供として生まれ変わるところからはじまります。
ゴロ―は、見た目は「赤ちゃん」中身は前世の記憶を持って目をさまします。しかも「アイ推し」だったのですから、夢のような立場を手に入れます。
アイの双子の赤ちゃん、名前は星野愛久愛海(ホシノ アクアクアマリン)です。
彼には双子の妹星野瑠美衣(ホシノ ルビイ)がいます。
ルビーもアクアと同じように前世の記憶をもっていました。
ルビーの前世はさりな、ゴロ―が研修医だったときの患者でした。
2人は幸せいっぱいな毎日をおくりながら成長していきます。
アクアはゴロ―の知恵を使ってアイをサポートしはじめました。
見た目が子供なのに、早熟な知識をもつアクアに、映画監督(五反田)は興味をもち、出演依頼をもちかけます。
アクアはアイとの共演を希望し、2人が映画に出演することになりました。
この映画をきっかけに、アイの注目度が急激にアップし、テレビや雑誌に仕事の依頼が増えていきました。
同時に「B小町」の活動も順調にすすんでいき、いよいよ武道館でコンサートを開くことになります。
アイ、アクア、ルビーは平和に順調に生活していましたが、この生活はアイの突然の死でおわりをつげます。
アイはアクアの目の前で、アイ推しのリョースケに刺されてしまいました。
リョースケはゴロ―を刺した人物でした。
アクアが大人の知性を持っていたから気づいた事
アイとゴロ―を殺した犯人は同一犯。
その犯人リョースケは、自殺しました。
リョースケの自殺によって事件は終了したように思えましたが、アクアはある事に気が付きます。
●なぜ、リョースケはアイがお忍びで入院していた病院を知っていたのか?
●なぜ、リョースケは引っ越したばかりのアイの住所を知っていたのか?
アイが妊娠していて、どこの病院に居るか知ることのできる人物とは?
アイの移転先の住所を知ることができる人物とは?
ルビーとアクアの父親であれば知りえます。
アクアは、父親を探し出して、アイを殺した犯人に復讐する(殺す)事を誓います。
父親は誰?考えてみた
★なぜ、ゴロ―とアイを殺す必要があったのか?
田舎に住む産婦人科医とアイドルを殺すメリットを考えてみました。
ゴロ―を殺した理由「アイが妊娠した事を知ってる人物を消したかった」から。
アイを殺した理由「アイの子供が自分の子供だと知られたくなかった。アイだけが子供の父親を知っていた」から。
★自分の身元がばれたくない人物。
<地位のある人物か>
「アイの子供が自分の子供だと知られたくない」という事は、「妻子もち」の可能性があります。ただの妻子持ちがわざわざ殺人の手引きをするかと考えると、「アイドルとの不倫で失う物の大きさがかなり大きい」となります。
となると「地位のある人物」とも考えられます。
アイは16歳。16歳と言っても日本の法律では、結婚する事が可能な年齢です。つまりアクアとルビーの父親は、アイと結婚する事が可能と言う事です。
ですが、アイが妊娠しても出産しても父親は名乗りをあげていません。
もし、仮に男性がアイとの結婚を希望しているとしたら、妊娠中に付添いを選ぶだろうし、子供が生まれた後も子供たちに会いに来ると思います。
そして漫画の中で、その様なエピソードは描かれていません。それどころか、「アイは父親が誰か」を誰にも明かしていません。
男性は、子供の父親であることを知られたくない、アイとの関係も知られたくないと考えられます。
地位のある妻子ある男性が父親である可能性があると思います。
<超有名アイドル>
大手のアイドル事務所に所属している今売れている若手アイドル(タレント、俳優)だった場合、交際発覚でもダメージを受けそうですが、交際相手が妊娠したとなると特大のダメージだと思います。
しかも、妊娠させた相手が未成年です。これは、アイドル生命の終わりを意味すると言っても過言じゃありません。
ただし、男性が本気でアイを愛していた場合、アイドル生命を絶ったとしても、アイとの結婚を希望するでしょうし、子供の親になる事も希望するでしょう。自分の受けるダメージより愛する人を選び、かなりのダメージは受けたとしても、その後の自分の努力によって、芸能人として再び活躍できる機会を選ぶでしょう。
この場合、アイが相手の事を思って、所属事務所にも世間にも公表しない事を選んだとしても、男性にアイを消す動機がありません。ましてや産婦人科医のゴロ―を消すと言う発想は考えられないと思います。
上記の考えだと、超有名アイドルが父親だった場合は、アイの事を本気で愛していない人物とも考えられます。
ただし、超売れっ子アイドルが実は性格に問題のある人物だった場合、アイを消すことが愛情表現と言う歪んだ形によるとも考えられます。この性格が歪みきっている人物の場合は、ゴロ―を消すという意味付けも「歪んだ形」として考えられます。
私は、超アイドルの性格に問題があるという筋は、考えにくいかな?とも思います。それは、すでにアイの熱狂的ファンで実際に殺人を犯したリョースケがこの役割を演じているからです。
性格に問題のある人物(正しい判断のできない人物)より、冷静沈着な頭脳派である人物の方が、当てはまるのかな~と思います。アクアと同等の頭脳派、もしくは、それ以上の頭脳派あたり怪しいと思います。
こうやって考えると思ったよりいくつかの人物が考えられますが、この殺人はアイだけではなく、ゴロ―も殺しているところに、かなりの地位(知名度)がある男性ではないかと考えます。
•地位、妻子のある男性
•地位のある男性
•超有名アイドル男性(若手、独身)
1巻までのお話から考えてみました。次巻にも考えるヒントがあると思うので、考察したいと思います。
1巻の感想
主人公ゴロ―が殺され、とても驚きました。(主人公が殺されたから)
そのあと、押しのアイドルの子として生まれ変わりました。
そういう展開なのね。なんて、幸せ者なんだろう、羨ますぎる!とワクワクした気持ちで読み進みました。
アイの活動も順調にすすんでいたので、このままビックアイドルの子として人生を謳歌するのかな・・とニマニマしながら読んでいたら、大好きなママ(アイ)が殺されてしまうという・・・まさかの展開。
読みながら地に落とされた気分になりました。ショックでした。
それで、アクアとルビーがママの意思をついで芸能系で活躍していくのかな・・・と思いいつつ、父親は誰なんだ~!とすごく気になる展開です。
芸能界を生きる人間ドラマなのかと思いきや・・・ミステリーなんです。
アクアとルビーが可愛い、絵柄が可愛い、父親が気になる、2巻が楽しみです。
ここまで読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
【押しの子】2巻のあらすじは下記のページで確認できます。
【押しの子】登場人物は下記のページで確認できます。
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