【漫画】夏目アラタの結婚 5巻あらすじ、感想。一部ネタバレありです。第33話~41話。2回目の公判期日がおわりました。真珠の待っていた人が現れ、遺体の一部が発見されます。
あらすじと感想に一部ネタバレがあるにゃん。目次を確認してくださいにゃ。
<5巻の主な話>
- 2回目の公判期日がおわった後。
- 真珠が待っていた人あらわれる。
- 遺体の一部発見。
- アラタに「桃ちゃんと真珠が面会していた」ことがバレる。
- 2番目の被害者「相沢純也」について。
- 3回目の公判期日。
- 山下卓斗くん法廷に行く。
- 三島正吾と品川環。
主な登場人物
夏目アラタ (30代)主人公 児童相談所職員
品川真珠 (20歳)ヒロイン 通称:品川ピエロ 死刑囚 3人の30代男性をバラバラにして殺害した。
宮前光一 真珠の弁護士
桃ちゃん(桃山香) (30代)児童相談所職員 職場の先輩で相談相手
藤田さん 中年男性。死刑囚アイテムコレクター
山下卓斗くん(14歳)父親が品川ピエロに殺害されてる。
山下卓斗くんのお母さん
相沢純也の父親
東京地方検察庁の桜井さん
村井淑子(むらいとしこ) 相沢さんの弁護士。死刑賛成。存置派。
※存置派・・死刑存置を支持している。人を殺した者は自分の命をもって償うという考え方。
裁判長
夏子 裁判長の娘。OL。
品川環(シナガワタマキ) 真珠の母。
三島正吾(ミシマショウゴ) 真珠の父親。
<品川ピエロに殺された3人>
山下良介 30代 山下卓斗の父親 美容師 最初の被害者。
相沢純也 30代 法学部卒。 司法試験3回浪人。後に大手塾講師。 2人目の被害者。
周防英介 30代 建築事務所の設計士。 3人目の被害者。
第33話 あらすじ
2回目の公判がおわったところで、アラタは宮前弁護士と会う約束をしましたが、「真珠の旦那」だと雑誌記者に追いかけられます。
なんとか雑誌記者から逃げれたアラタは藤田さんと行きつけの居酒屋に行きました。
藤田さんはアラタを助けていたので「見返りに真珠グッズ(使用した物)が欲しい」といいましたが、アラタが聴いていない事に怒りだします。
※藤田さんは「死刑囚アイテムコレクターなので真珠のグッズを欲しがった。
アラタは怒ってる藤田さんに「今日の裁判の感想」をききました。
藤田さんは「真珠が『無実』ならいいと思った」といいました。
更に続けて「でもそれじゃ『つまらない』」といい、アラタの結婚も「ありふれた結婚に格下げですよ」と言います。
アラタは驚き「真珠は『無実』じゃない」「殺人鬼との結婚生活はいつ殺されるか分からない」のでありふれた結婚生活にはならないと言い訳しました。
藤田さんは自分の夫婦生活を思い出しながら「妻に抱いた殺意」の話しをしました。
2人が話しに盛り上がっているところに宮前弁護士がやってきました。
藤田さんは先に帰り、宮前弁護士と2人きりになったアラタは「真珠が父親をすでに殺している可能性」について質問しました。
第33話 感想(ネタバレあり)
4巻で真珠が証言した父親の話しをアラタは疑っているようです。
確かに「看護学生の研修先に父親が入院してきて、真珠をみつけて一緒に住もうとか、真珠に乱暴を働くとか・・」出来過ぎてる様に思いました。
さらに「行方の分からない父親に罪を擦り付けるのは都合がいい」とも思いました。
ただ、不幸な偶然(父親が入院してきた)はおこるかもしれないし、真珠にたかってきたと言うのも嘘ではないかも・・と思いました。
本当に真珠に乱暴してきたか分かりませんが、そういった事を匂わせてきた可能性はあるかも・・・とも思いました。
アラタは宮前弁護士に向かって「真珠のはなしを信じる」と言っていました。
1つ疑ったら次々と疑いたくなりそうだし、今から自分の妻を疑っていたら先がもたないかも・・と思いました。
宮前弁護士は「真珠の話し」に少し疑いを持ったようです。
それを聴いたアラタは「真珠を信じることが出来る自分」は「真珠にふさわしい相手」と思ったようです。
真珠と結婚したアラタはすごいと改めて思いました。
第34話 あらすじ
後日、アラタは真珠に会いにいきました。
真珠は「法廷でした証言についてどう思ったか」質問しました。(父親のこと)
アラタは真珠が話した父親のことを「まるごと信じる」といい「そこに自分が居合わせていたら『ブチ殺してやった』」といいました。(父親が真珠に乱暴を働いたことに対して)
真珠は力なく微笑むとアラタの父親について「どんな人だったか」きいてきました。
第34話 感想(ネタバレあり)
アラタが「真珠の父親をブチ殺してやった」と言ったあとの真珠の反応に力がなかったので、その先の話しも2人は「何となく」な会話をするのかな・・と思いました。
そしてら真珠の様子が一変したので驚きました。
アラタが父親の思い出話をしたら真珠の顔色が急に変わりました。
父親が言っていた「女性はみんな天女」「本当は止まった時間の中で永遠に若くいられる」「それが結婚したとき時間を動かして旦那といっしょに歳をとってくれる」いいました。
真珠は驚きながら「アラタにいつ『時間を動かす』って話しをしたか」と食いついてきました。
面食らってるアラタに向かって「ボクが待っていたのはアラタだ」といいました。
アラタの思い出ばなしの中に「真珠にとっての重要なキーワード」が含まれていたなんて?!
真珠はガラスごしに「驚いた様な、すがる様な表情」をしていました。こんな表情は初めて見ました。
驚きました。
そして、「さらなる謎ができました」
この真珠の反応は?言葉は?何を意味してるんでしょうか。
第35話 あらすじ
真珠は「本当に来た」「待ってて良かった」といいました。
アラタは面食らって言葉を失ってしまいます。
真珠はアラタのことは気にせず「ここにいたんだ」「真珠ちゃん探したよ」と言ってみてと言います。
アラタは言われるままに言うと、真珠は小学生の自分とクラスメイトを思い浮かべながら「みんな」「真珠はここだよ」といって涙を流しはじめました。
落ち着いた真珠はアラタに「ボクをみつけてくれて ありがとう」と言いました。
アラタは「真珠の目の光に心の底が見えない恐怖」を感じました。
真珠のことばに鳥肌が立ったアラタは「自分は待っていた人じゃない」と否定しました。
すると真珠は遺体の一部が埋まってる場所を話しはじめました。
第35話 感想
真珠が遺体の一部が埋まってる場所を説明しますが、これが怖いかったです。
何度読んでもここはダメなシーンです。
こんなにニコニコしながら埋まってる場所を話す真珠は「殺人鬼のメンタル」なのかなぁと思いました。
やっぱり真珠が犯人なのかなぁと思ってしまいました。
この回の真珠は怖かったです。不気味でした。
第36話 あらすじ
アラタ、宮前弁護士、複数の警察官たちは、若い夫婦と小さい子供の住む一戸建ての前に来ていました。
警察官はあわただしく家の周りに立ち入り禁止のテープをはりだします。
1台の車が到着すると真珠が降りてきました。
彼女はウキウキしながら警察官たちと家の中に入っていきました。
そして、子供部屋の床をさします。
そのあと真珠は「トイレに行きたいからトイレを使わせてほしい」と言います。
警察官達が子供部屋の床をはがして土を掘ると「足の骨」が出て来ました。
第36話 感想
骨が出て来ました。
少し話しが進んだように感じました。
今回も真珠が怖かったし気持ち悪かったです。
よりによって若い夫婦の家の下に埋めるなんて・・・。
しかも「トイレかりる」とか考えられないです。
真珠の告白も真珠のおこないも生理的に受けつけられないです。
気持ちわるかった・・・。
第37話 あらすじ
児童相談所に東京地方検察庁の桜井さんがアラタをたずねてきました。
彼は2度も品川真珠から遺体のある場所を聴き出したアラタと話をしようとやって来ました。
お茶を出しにやってきた桃ちゃんに桜井さんは気がつき「2回、真珠に会いに拘置所に行ってますね」と話しかけました。
桃ちゃんはアラタにバレてしまい逃げようとしますが、アラタが怒りの形相で桃ちゃんと止めました。
3人はテーブルを囲んで真珠の話しをはじめました。
第37話 感想
桜井さんのお付き合いの仕方(女性との)は多くの女性から反感を買うと思いました。
案の定、桃ちゃんは桜井さんに敵対意識を抱きました。
その一方で、アラタは桜井さんの様になりたいと思います。
男性と女性の違いでしょうか。
私も桜井さん「いけ好かない」と想いましたし、真珠に対して「絶対逃がさない」って「その自信」大丈夫?と思ってしまいました。
桃ちゃんは真珠に洗脳されちゃってるんでしょうか。
桃ちゃんの真珠にたいする反応が「推し」に対する反応のようです。
アラタとしゃべってる桃ちゃんは可愛くて好きですが、真珠のことを話す桃ちゃんは苦手です。
第38話 あらすじ
東京地方検察庁の桜井さんは「見つかった足の骨」が相沢純也の物であると言います。
桜井さんは相沢純也について話してくれました。
桜井さんと会ったあと、アラタは宮前弁護士の事務所にいきます。
アラタは桃ちゃんを真珠のところに連れて行ったことに対して怒っていました。
そこで宮前弁護士の腹を殴りました。
宮前弁護士はいきなり殴られて「障害罪」だ怒りました。
しかし、アラタの目つきから「本当に怒ってる」と察し「行きすぎがあった」と誤りました。
アラタは相沢純也の遺族に会いたいと伝えると、宮前弁護士は相沢さんには村井淑子先生(弁護士)がついていると説明しました。
第38話 感想
アラタは本気で怒っていました。
この2人は本当に馬が合わないです。
宮前弁護士が歩み寄るとアラタが背をむけ、アラタが歩み寄ると宮前弁護士が背を向けます。
お互い仲良くなることを拒否し合ってるように見えます。
真珠は宮前弁護士に気があるわけじゃないし、アラタは真珠と結婚したんだから、仲良くすればいいのにって思います。
男の人ってむずかしいです。
第39話 あらすじ
アラタは村井淑子先生と相沢純也のお父さんと会いました。
お父さんアラタに息子の話しを喜んでしました。
アラタは「純也さんがつき合っている子の話しはしていなかったか」と聞きました。
お父さんは「特に話していなかた」と言いましたが、「純也の部屋はそのままにしてある」といいアラタに見てみるかたずねました。
アラタは純也の部屋を見に行きました。
そこでアラタは相沢純也も映画「レオン」が好きだったことを知ります。
後日、アラタは山下卓斗と会いました。
卓斗くんに相沢純也の部屋で見てきたことを伝えました。そして「お父さんは映画『レオン』が好きじゃなかったか」とたずねると「好きだった」と答えました。
卓斗は「最近、母の様子が変だ」といい「父の首が見つかってほしくないみたい」といいました。
そして「裁判を傍聴したい」と言い出しました。
アラタは反対しましたが、卓斗くんは納得しない表情を浮かべていました。
第39話 感想(ネタバレあり)
被害者は映画「レオン」が好きだったという共通点がありました。
レオンのマチルダ(ナタリー・ポートマン)可愛いです。
あんな可愛い子だったら誰だって守ってあげたくなると思います。
ところで、卓斗くんのお母さん何か知ってるようです。
真珠のいう「首は出てこなくていい」は真珠も何か知っていて隠してる様に思いました。
第40話 あらすじ
第3回公判期日。
法廷の傍聴席に卓斗が現れました。
真珠はチョーカーをつけて映画「レオン」のマチルダのコスプレであらわれました。
真珠は卓斗くんの姿をみつけると微笑みかけます。
卓斗くんは自分を見つめて微笑みかける真珠に頬を赤らめました。
真珠の服装(マチルダぽい)は卓斗くんが真珠に贈った物でした。
第40話 感想
真珠の「マチルダ」似合ってて可愛いいです。
1回目の公判期日では、清楚な「ワンピース」
2回目の公判期日では、隙ありを可愛く演出する「JKファッション」
3回目の公判期日では、露出多めのチョイ悪「マチルダコスプレ」
どれもみんな似合っているし可愛いです。
殺人容疑がかかっているなんて思えません。
でも藤田さんが言ったように「思いがけない相手」「ギャップ」がある方がドキドキします。
真珠が犯人じゃなかったら「つまらない」って思いもあります。
複雑な気持ちになります。
第41話 あらすじ(ネタバレあり)
裁判長は真珠のコスプレが「度を越している」といい着替えることをすすめます。
宮前弁護士は「この服は被害者遺族から贈られたものだ」といい卓斗くんの手紙を読みました。
卓斗くんは手紙の中で「アラタの名前をかりて手紙を書いていた」とカミングアウトしていました。
※カミングアウト・・自分の秘密を自分から打ち明けること。
宮前弁護士が手紙を読んでいる間、真珠の優しい眼差しはアラタを素通りして卓斗くんに注がれていました。
それに気づいたアラタの心は激しく動揺します。
アラタの脳裏に浮かんだのは卓斗と真珠が抱き合ってるシーンでした。
裁判長は「真珠に上着の前を絞める事」を支持し(肌がかくれる)、裁判をつづける事にしました。
東京地方検察庁の桜井さんは品川環と三島正吾のスナップ写真をモニターに映し出し、三島正吾の身の上について説明しはじめました。
そして、三島正吾のDNA鑑定の結果「三島正吾と真珠は親子ではない」といいました。
第41話 感想
アラタは真珠に優しく見つめられる卓斗くんに「激しい嫉妬」を感じたようです。
「俺のモノをとるんじゃねぇ」といった感じでしょうか。結婚しているので当然かな?
それでも相手は子供です。正直、アラタの反応に驚きました。
そして、三島正吾が真珠の父親じゃないってどう言うことでしょうか。
じゃあ、品川環も真珠の母親じゃないのでしょうか。
いろいろ分かると今まで以上に複雑になります。
いったいどう言うことなのか6巻が気になります。
6巻のあらすじ・感想は下記で読めます。
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