はじめて子猫を飼う事になったときに最低限そろえればよい物8個の紹介と新しい環境にスムーズに馴染んでもらうのに有ると便利な物を紹介しています。実際に子猫ちゃんを迎えた時の様子も紹介していますので良かったら参考にしてください。
この記事に「準備」と「当日」がわたしの体験を元に書かれています。
はじめて子猫を迎えるにあたり少しでも不安が減って安心して猫ちゃんライフがスタートできるお役に立てば幸いです。
1、子猫を迎える前に準備を済ませておく
猫ちゃんのお迎え日が決まったらすること
猫ちゃんのご飯を教えてもらいましょう
これは猫ちゃんのお迎え元、例えば「保護猫」「ペットショップ」「ブリーダー」などから今食べているキャットフードを教えてもらうことです。
環境の変化は猫ちゃんにとって大変なストレスです。できる範囲で同じ環境を整えてあげると猫ちゃんは新しい環境になじみやすくなります。
また、猫ちゃんは食べ物に好き嫌いがあります。(なんでも食べる子もいます)
今まで食べてきたキャットフードと違うものをあげたら嫌がって食べないこともあります。そういった事を避けるためにも元いた場所と同じキャットフードを与えましょう。
チュールを用意しておくと便利
お迎え元と同じキャットフードを用意していても初日は環境の変化が怖くてご飯を食べない事もあります。
そんな時でもチュールは食べてくれる子もいます。(食べない子もいます)念のために用意しておくといいでしょう。
猫ちゃんのおしっこ付きの砂をいただけるように伝えておく
新しいトイレに、自分のおしっこの匂いがあれば初日からスムーズにトイレをしてくれます。
このとき猫ちゃん本人のおしっこをいただくようにしましょう。気をきかせてママ猫のおしっこをくれる方もいます。ママ猫のおしっこでも新しいトイレをちゃんと認識してくれるので良いのですが、子猫はママがいるんじゃないかとママを探しだします。
一生懸命なきながらママを探す姿は胸が痛みますし、ママが居ないのにいるように思わせてしまうのもかわいそうです。
くれぐれもおうちに来る猫ちゃん本人のおしっこをもらう様にしましょう。
迎える前に最低限そろえる8個
①キャリーバック
子猫を運ぶ時に使います。
子猫のお迎えから、今後、お世話になる獣医さんの所へ運ぶのにも使います。
②水とご飯を入れる器
猫ちゃんの水用とご飯用を最低2つ用意しましょう。
器は、底面が広くて安定している、器の周りは広い物がおすすめです。
猫ちゃん用も売っていますが、人が使う食器でもいい物が売っています。
うちは、ニトリで購入した物を使っています。
※猫ちゃんによっては、器の周りにヒゲが触ることをイヤがる子もいるそうです。
③猫ちゃんのトイレ
子猫だったらサイズの小さいトイレを用意する。
でも、成猫用の大きいトイレでも大丈夫です。ただし、トイレの入り口が高くで子猫だと入りにくいと思うので、簡単な足ふみ台を作ってあげましょう。
わざわざDIYしなくても家にある物でも代用できます。
うちは、本を数冊まとめて踏み台を作りました。本だと厚みで高さが調節できるので、トイレと床の真ん中の高さにできました。あとは、汚れても大丈夫なようにビニール袋にいれて輪ゴムでとめ、更にその周りをタオルで巻いて子猫の足がすべらないようにしました。
あとトイレの砂は多めに入れてあげましょう。トイレに入ったあとに出られなくなってしまいます。
ちなみに、うちのおちびちゃんは簡易階段を使わないで色んな方向からトイレに入っていました。(^^;)
体もみるみるうちに大きくなっていくので成猫用のトイレで充分でした。
④子猫でも「爪とぎ」は必ず用意する
子猫ちゃんですが、爪をとぎます。必ず用意しておきましょう。
「爪とぎ」が無いと、家具や壁、柱、ソファ、イスなどで爪とぎします。
そして「爪とぎ」以外で爪とぎを覚えてしまうと家具や壁、床などがボロボロになってしまいます。
はじめから、「爪とぎ」で覚えてもらいましょう。
⑤以前たべていたキャットフード
子猫ちゃんが以前食べていたキャットフードを用意する。
前の飼い主さんに、聞いて用意しておきましょう。
子猫のうちは何でも食べるので違うキャットフードを用意しても大丈夫だと思います。
猫ちゃんによって食の好みも違うので、慣れてきたら色んなキャットフードを試してみると好みがわかりますよ。ポル助はシーフードより肉が好き。メーカーはロイヤルカナンが食いつきがいい。
⑥トイレの砂もお迎え元と同じ物をそろえよう。
前の飼い主さんに聞いて同じトイレの砂を用意しておけば無難でしょう。ですが「おしっこのついた砂」をもらっていれば別の砂でもトイレを認識してくれます。
成猫だと砂も好み(トイレにも好みがあるらしい)があるらしいですが、子猫のうちは用意した砂で大丈夫だと思います。
⑦遊び道具「ねこじゃらし」
子猫ちゃんは、リラックスしはじめるとおもちゃで遊んでくれます。
遊ぶことで、もっと仲良くなっていけるので、おもちゃを用意しておきましょう。
猫ちゃんのおもちゃは100均で購入できます。
「ねこじゃらし」「ボール」「ねずみのおもちゃ」ぐらいあれば楽しそうで遊んでくれます。
子猫のうちはおもちゃを誤食してしまう恐れがあるので、おもちゃを出しっぱなしにするのはヤメましょう。
⑧ケージ(あったら便利、無くても大丈夫)
ケージは有ったら便利です。
- おうちに来たばかりの子猫はまだ家になれていたいのでケージの中で過ごしてもらえば安心です。
- 自分の安心できる場所になるので体調が悪い時などケージの中で休める。
- ケージの中に居てもらえば窓をあけっぱなしで大掃除できる。
- ケージの中で過ごす習慣があればホテルに預ける事もできる。
- 災害のときもケージの中で過ごしてもらえる。
猫ちゃんにも人とは別に自分だけの安心できる場所があった方がゆったり過ごせる様です。
うちは1DKでケージを置くと部屋がせまくなってしまいます。そのかわりキャリーバックが寝床になるようにしています。子供のころはよく入って寝ていたけど最近は入らないで自分の好きな所で寝ています。
猫ちゃんを迎える為の部屋の準備
※重要なので必ずやりましょう。
危険なのもを片付ける
体が小さい子猫の時期は部屋の中でもおもいがけない事故がおこる場合があります。
ケージがあれば遊ぶときだけ外に出してあげる。
ケージがない場合は、子猫ちゃんが自由にできる部屋を決める。
そこから出さない様にする方法もあります。
実際におこなった事
- 1部屋を猫用の部屋にしました。
- 部屋の中にトイレ、ご飯、水、小さな段ボール箱を置いておきました。
- この部屋からは出られないようにしました。台所、トイレ、お風呂場、玄関へは行けないようにしました。
その他
- 観葉植物は毒になるので猫ちゃんの手の届かないところに置きましょう。
- 薬は出しっぱなしになっていませんか?
- 子猫が入れそうな家具の隙間はあいてませんか?
- テレビの後ろは大丈夫ですか?
- コードカバーをつけておけば子猫に噛まれても安心です。
- フローリングだったらカーペットをひきましょう。
- トイレの蓋をしめる習慣をつけましょう。
- お風呂の水ははりっぱなしにしないようにしましょう。
- 近所の獣医さんについて調べておきましょう。
2,いよいよお迎えの日がきました
お迎え当日
家を出る前に、猫トイレの準備など済ませて置くと子猫ちゃんが到着後も慌てなくて済ます。
お部屋に危険な物がないかチェックしておきましょう。
引き取りのお時間ですが、本には午前中に移動をすませることがおすすめと書かれていました。
普段仕事で家に居ない場合は、連休初日にお迎えがおすすめです。
万が一、子猫ちゃんが体調を悪くしても獣医さんに連れていくことができます。
移動中
移動中は静かに見守り、時おり優しく声をかけてあげましょう。
猫ちゃんにとって移動時間は恐怖の時間です。なぜなら猫ちゃんには何が起こっているのか分からないからです。緊張のあまり身動きしないかもしれませんが大丈夫なので静かに見守ってあげましょう。
新しいおうち
おうちに到着したら、キャリーバックを所定の位置に置いて入り口を開けましょう。子猫ちゃんを無理に出そうとせず、自分から出てくるのを待ちましょう。
ケージを用意した場合はキャリーバックからそっとケージに移してあげましょう。その後はそっとしておくといいでしょう。
後は、子猫ちゃんのペースで新しいおうちに慣れてもらいましょう。
新しいおうちの探索は、子猫ちゃんペースでおこないます。
無理をするとかえって怖がってしまいます。
トイレとご飯、お水だけ行けるようにしておきました。
キャリーバックの中にタオルがひいてあります。
トイレの踏み台も用意しておきました。
この半透明の衝立を立てて見えないようにしました。
こうしておけばトイレに行くときもご飯、お水の時もこちらから見えません。
ポル助は怖がって外に出てこなかったので、そっとしておきました。
この部屋にテレビがあったのでテレビを見るときは小さい音でみました。
家に到着して6時間すぎたぐらい(夕方)にキャリーバックから出て来てお水とご飯をクンクンにおっていました。
外から聞こえるちょっとした物音にビックリしてキャリーバックの中に入ってしまいました。
朝、食べたっきり水もご飯も食べていなかったのでお腹がすいていたようです。
しばらくするとキャリーバックから出て来てご飯とお水を飲んでいました。
夜9時頃には用意したトイレに匂いを嗅ぎながら入っていきました。
おしっことウンチも無事にしてくれました。
はじめて子猫をおうちに迎えるって子猫ちゃんもビックリな体験ですが、大人の私達も不安がいっぱいです。
家になじんでくれるだろうか?
家族として受け入れてもらえるだろうか?
なついてくれるだろうか?
ご飯は食べてくれる?
お水は?
ウンチとおしっこ、ちゃんとしてくれるかな?
平静をよそおいつつも内心ドキドキしていました。
子猫ちゃんがキャリーバックから出てきたときも見ないようにしつつも、そっと視線を向けていました。
6時間キャリーバックから出てこなかったのでとても不安に思いましたが、翌日は、普通におもちゃで遊んでいました。(笑)
いきなり慣れるのが早かったです。
うちには大きめの家具があり子猫が家具の下に潜り込んで遊べるのでは?と考えたので、家具のしたをふさがずそのままにしてありました。
案の定、子猫ちゃんの良い隠れ場所になりました。
子猫ちゃんはキャリーバックの中と家具の下を隠れ場所にしました。
特に頑丈な家具の下はお気に入りでした。
1週間ぐらいは部屋を行き来するだけで、家具の下に物凄い速さで隠れていましたが、次第に外でゆったり過ごす時間が長くなりました。
家具のしたはお気に入りの遊び場になりました。
お迎え後でも大丈夫、少しづつそろえたいグッズ
早めに欲しい物から順番に紹介しています。
①爪切り
子供の頃は、爪が伸びるのが早いです。
最初に準備しておくか、もしくは、すぐに用意しましょう。
アマゾン、楽天、その他通販サイト、ペットショップで購入可能です。
②ブラシ
猫は、毛が抜けるので必ず用意しましょう。
こちらもアマゾン、楽天、その他の通販サイト、ペットショップ、ペット商品取り扱い店で購入できます。
③ペット用のウエットシート
これは、あった方が便利です。
毛が汚れてしまったら、汚れを抜き取る事ができます。
お尻の毛にウンチが付いてしまったときもこれで抜き取る事が出来ます。
子猫の時は、ウンチがお尻やお尻の周りの毛につく事があります。
後、トイレでウンチに砂をかけるときに、ウンチを足で踏んずけてしまう事もあります。足の裏についたウンチをウエットシートできれいに取り除いてあげましょう。
④キャットタワー
猫は上下運動が大好き。
キャットタワーがなくてもソファ、イス、などなど・・使うのも大丈夫ですが、よじ登るのにはキャットタワーがおすすめです。
⑤猫草
用意しておけば、たべてくれますよ。DIYのペットコーナー、スーパー、お花屋さんなどで売っています。
⑥シャンプー
長毛の子は月1でシャンプーするのが、おすすめですが毛の短い子は、特にシャンプーしなくても大丈夫です。
うちの前の子は、1度もシャンプーしたことがありませんでした。(^_^)
⑦消臭スプレー
匂いが気になるときやお客さんが来るときなどに。
気にならなければ、無くても大丈夫です♪
アロマの匂いを猫は嫌がります。部屋でアロマをたかない様に気をつけましょう。
⑧色々なケアグッズ
耳ケア、歯ケア、肉球ケア 必要に応じて購入しましょう。耳かき、歯磨きを嫌がる子も多いです。
ポル助もとても嫌がるのでやっていません。
まとめ
<最低限必要な物を準備する>
- キャリーバック
- ご飯とお水の器
- トイレ
- キャットフード
- トイレの砂
- 爪とぎ
- おもちゃ
<事前に確認しておくと便利>
以前食べていたキャットフード
- 以前たべていたキャットフード
- おしっこのついた砂
<徐々にそろえて行こう>
- 爪切り
- ブラシ
- シャンプー
- キャットタワー
- ペット用ウエットティッシュ
- 消臭剤
- 他
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