漫画【魔女と野獣】1巻〜5巻までの登場人物を紹介しています。ギドのパワー、アシャフの魔術についても紹介しています。6巻以降は随時更新していきます。
1巻(1話~3話)登場人物
ギド
主人公。魔女の呪いによって、魂を魔女の体に封印された野獣。
魔女達の唯一最大の天敵。
封印の印であるバラと棘の痣が首にある。
魔女の呪いを解くために憎き魔女アンジェラを探して旅をしていた時、アシャフと知り合った。
ギドの本当の肉体は棺桶の中に入っている。アシャフと知り会う前は、ギド自身が背負っていたが、アシャフと知り会ってからは、彼が背負っている。棺桶は鉄で出来ている。
美しい女性の姿をしているが、性格は短気で乱暴かつ口が悪い。
目つきが悪くいつも睨んでいる。
怪力で俊敏。
動物並に耳がいいので人間に聞こえない音も聞こえる。
鼻もいい。
本能が発達しているので道に迷わない。
肉食で大食い。カロリーの無い物は食べない。
魔女の体はギドの魂に適応しているが、本来の脅威的なパワーを発揮することはできない。そのため、魔道具を使ってパワーをアップしている。(ナックルの様な右手で握る魔道具)
しかし、炎で燃やされても体を串刺しにされても虫の息があれば復活することが出来る、不死身に近い体を持っている。
魔女とキスをすると一時的に魂が本来の体に戻ることができ、最強の力を発揮できる。ただし、キスは1人の魔女について1回のみ。
ギドの脅威的なパワーで、魔女を倒し世界を滅ぼす力のある魔剣アシュガンを倒した。
性別は魔女の体にいるときは女性で、本来の体は男性。
性格は本能のままに行動する凶暴な野獣そのものだが、無駄なことはしないと言う合理的な面もある。
思いやり、愛情といった愛がない。
魔響教団の一員だが、秘密厳守の契約魔術に合意していない。
アシャフと知り合ってから1年間研修を受けている。その研修のおかげで普通に生活できるようになったが、自分の身の周りのことは何も出来ない。
アシャフ
魔響教団の一員。一流魔術師。
魔術の厄介ごと、魔女事件の解決を行っている。ギドと知り合ってからは一緒に行動している。
事件を起こした魔女は捉えて教団に連れていく。
ギドの棺桶を背負っている。
乱暴なギドに忍耐強く接している。
ギドのことを自分の命以上に大切に思っている。
思慮深く冷静。
穏やかで優しい性格。
イケメン。
タバコ好き。
アシャフの魔術
- カラスを操る。
- バリアを張って攻撃から身を守る。攻撃力に応じて何重にもバリアを張れる。
- 再生、治癒の魔術。少女達の手足を元に戻した。瀕死のマット・クーガを助ける。
- 液体を操作する魔術。昔から苦手と言っているが鳥の魔獣を仕留めている。
- 「解術」は魔女以上であり得意とする。「呪文字」の彫入りの箱をあけたり、『聖騎士団』の結界も解術する。
- アシャフの使い魔―カラスを使う。アシャフはカラスと視界を同じくすることができる。沢山のカラスを飛ばして逃げるモノを探したり、追いかけたりすることができる。
- 圧縮魔術・・・魔女を圧縮して手のひらサイズのボールに閉じ込める術。魔力の質量がデカいと圧縮が解かれてしまう。
- 洗脳魔術・・・頭に呪文を描く。意のままに行動する。(5巻/沈黙と雄弁)
- クロヒョウを従わせる。(7巻/地下4階)
- 術により頭を機械化させる・・意思が働かなくなる。脳は「0 か 1 」だけで機能する。そうすることで契約魔術が機能しなくなる。(7巻/地下4階)
アシャフの知識
”神秘なる魔女”について知っていた。(知識がある者はごくまれ)(5巻/沈黙と雄弁)
イオーネ
魔女。
魔獣、魔術を使った犯罪などから町を守っているので、”魔女様”と呼ばれ尊敬される人気者。
イオーネを囲む少女達から師匠(せんせい)と呼ばれ慕われている。
400年前に起きた呪いの業火を封じた土地に城を建てイオーネは済んでいる。
殺された祖母の復讐を企て、町の人を憎んでいる。復讐は気持ちいいと感じる残酷な魔女。
ギドによって捉えられた。
イオーネの祖母
イオーネの回想で語られている。
街の人々からは街を呪った悪しき魔女と思われているが、本当は業火を封じて街を救った魔女だった。
※業火の原因は謎。
祖母は街を救ったにもかかわらず、災いの仕業は魔女のせいとされ人間に火あぶりで処刑された。
マリー
魔女の弟子。人間の少女。
魔女イオーネのことを師匠と呼び尊敬している。
素直で優しい性格。
サメの頭の魔獣
サメの姿で4本足を持ち、背中に棘のような背びれがある。巨大な魔獣。
巨大なので歩くだけで建物を壊してしまう。
魔女イオーネが退治した。
鳥の姿をした魔獣
建物の4階ぐらいの高さにまで届く大きな体、嘴には歯がはえ、目は左右それぞれ4つづつある。
大きなお屋敷に住む当主の収集品。
1巻~2巻(4話~5話)登場人物
キーラ・ヘインス
ハイデン市警のたった1人の魔術師。女性。
結界包囲の魔術が使える。
男性刑事
ヘインスと行動を共にしている刑事。
ルーベン・コール
刑事。
ヘインスの恋人でもあり魔術の師だった。
『魔女の戯れ事件』で殺された。
ロランとシュルク
ヘインスの2人の息子。少年。
2人はヘインスが引き取った子供で血の繋がりがない。
少年たちは若くて美しいヘインスに女性として関心を持っていた。
魔本”サルノワスス”を使って魔女になりすまし、大量の殺人をおこなっていた。
ギドに叩きのめされ、最後はヘインスが銃殺した。
2巻(6話~9話)登場人物
ファノーラ・クリストフル
魔響教団の一員。
幽玄の魔女。
死霊魔術師のスペシャリスト。
とても美しい容姿で、性格は物静かで常に冷静。
彼女の周りだけ空気が冷たい。
ヨハンに面倒な仕事をさせているが、彼のことを大切に思っている。
特殊なランタンを使う。灯りは死屍人しか見ず、死屍人を誘き寄せる。
また、死霊騎士も彼女に協力する。
※死霊騎士・・・死屍人だがすべてを知って術師にその身を捧げた者。
ヨハン
ファノーラの助手(下僕)。
死屍人。
片目の青年。
ファノーラの荷物運びから、戦いまでおこなう。
ファノーラから重労働を押し付けられて文句を言うも、彼女のたった一言の褒め言葉で満たされてしまう。彼女のことが大好き。
彼は魔女の死屍人なので肉体を損傷しても自ら再生できる。
ジェフ・エンカー
巡査部長。
婚約者が亡くなった。
犯人の死霊術師
悪徳術師。男性。
お粗末な”死屍人”をたくさん蘇生し、”洗脳”(セミオート)して召使(下部)として使っている。
愛する赤毛の少女が亡くなり、彼女を蘇生術で”死屍人”として蘇らせたかったが、彼女は亡くなった際に皮膚を損傷していたため、かわりになる美しい女性を探していた。
ミレー
犯人の死霊術師が愛した赤毛の少女。
肉体は朽ちて白骨遺体となっている。
2巻~4巻(10話~22話)登場人物
ミシャ
管理人の娘。若くて可愛い女性。
ギドの料理洗濯、掃除など身の周りのお世話をする。
素直で優しい性格。ギドの乱暴なところも理解し仕事に励んでいる。
魔女ヘルガ・ベルベット
『剛毅なる魔女』の一族。
魔剣アシュガンを封印した魔女クエンナの子孫。
数人姉妹の1人。姉妹のうち魔女は2人だけ。(恐らく5人姉妹の1人)
子供のころより魔剣アシュガンに興味を持っていた。
クエンナによく似ている。
身長168cm。赤みがかった長い黒髪に地の瞳が紫色。
服はモノトーンが好みで帽子をかぶっている。
右目周りに剣の形の魔証紋がある。
元気で優しく意思が強い。
彼氏が欲しくてキスに憧れている。
アシャフや町で見かけた男性を「イケメン」と言っているので、「イケメン」好みの様。
普段はアシュガンを封印することに魔力を使っているので魔力は弱いが、本来は強力な魔力の持ち主。
魔剣アシュガンを奪おうとする”処刑人”に彼女の家族が襲われ、ヘルガは魔剣を守る為に背中に背負って逃げていた。
”処刑人”との闘いのあと『魔響教団』の一員になる。
9巻で本来の魔力を使って巨大な剣を何本も台地めがけて突き刺している。
魔剣アシュガン
魔女クエンナに「力」と「獣性」を封印されたので、剣の姿のままで自分では身動きできない。
大きな1つ目と意識を持ち、話すことが出来る。
魔剣の姿であっても魔力が圧倒的すぎて圧縮魔術で封じ込むことが出来ない。
魔剣アシュガンは剣の姿であっても人や災いを引きつけます。魔剣に惹きつけられた人間は、魔剣を手に入れようと正気を失い殺し合いを始めます。
アシュガンの本来の姿は、巨大な獣の姿をしている。
獣の姿アシュガンは、世界を滅ぼす力を持ち、破壊の為の衝動と肉体だけを持つ。
魔女の封印を解くには剣を抜き魔女の心臓に突き刺すこと。
巨大な力を持っていても、剣を抜いた者だけは手出しできない。
力を解き放たれたアシュガンは、『聖騎士団』の結界や本拠地、大地をも切り裂く。
しかし、本来の姿に戻った野獣ギドの壮絶なパワーにはかなわなかった。
魔女ヘルガに「獣」以外の思いやりの様な感情を持っている。恐らく、クエンナに封印され魔女達と暮らし、ヘルガと接するうちに育ってきた思いの様に見えました。
マット・クーガ
『聖騎士団』第三大陸第六大隊率いる氷の男マット・クーガ。
大隊長。
氷の大精霊と契約を果たした”精霊魔術師”。契約の際に右腕を失った。
魔女に匹敵する力を持っている。
冷静沈着で表情が無いので冷たい人に見えるが、むやみやたらな殺傷を好まない、話の分かる男。
氷の魔術
- 氷柱の塊を自在に出現させ攻撃させる。
- 巨大な氷の塊を作って攻撃できる。
- 氷を雪崩のように使って町を飲み込むことが出来る。
- 氷の巨人を出現させる。
- 瞬時に地面をはった氷で立ってる人を拘束できる。
- 巨大な氷壁を出現できる。
ファーマス
聖騎士団の一員。副隊長。
マット・クーガの部下で信頼されている。
年配の紳士的な男性。
”処刑人”に操られて殺された。
ローエル
マット・クーガの部下。
若い女性。
マット・クーガを裏切り”処刑人”に味方していた。
強い者に味方して美味しいとこ取りしようとするズル賢い人。
氷は熱に弱いので、熱によって伸び縮み自在の剣を操る。
処刑人(魔女と魔剣)兄
『聖教会』の使者。魔術師。
人の良さそうな雰囲気の年配の男性だが、裏の顔は”処刑人”。
※”処刑人”とは、『聖騎士団』の暗部、裏の”魔女狩り”専門部隊。2人一組。処刑人は”契約魔術”で口止めを受けている。
『魔剣アシュガン』を手に入れて世界を我が物にしようとたくらんだ。
魔剣を手に入れるために、手段を選ばず、残酷な行為も皆殺しもおこなう極悪人。
”処刑人”は『魔手』と『イーシュリング』を使って魔女も人間も洗脳操作していた。
※『魔手』17人もの古代王の皮膚を縫い合わせて作った手袋。禁具。
※『イーシュリング』呪力のやどった指輪を右手の人差し指にはめることで力を高められる。禁具。
クエンナ・ベルベット
『剛毅の魔女』の『起源の魔女』
※『起源の魔女(オリジン)』始まりの魔女は17人。
獣の姿をしたアシュガンを封印した魔女。
ヘルガ・ベルベットの先祖。
アシュガンを憎んでいたが、別の思いも抱いていた。
アンジェラ
本名:アンジェラ=アン・フュール
ギドに呪いをかけた魔女。
世界最強の魔女の1人。
自分の体にギドの魂を封印している為、村の少女の体、ダンヴォードの娘の体に乗り移って行動している。
アンジェラについては下記の記事で詳しく紹介しています。
処刑人(魔剣と魔女)弟
『魔女と魔剣』事件に登場した処刑人のパートナー。弟。
禁具(がんぐ)である”世界からいなくなれるマント”を着ている。
パートナーである兄を探していたが、魔女(アンジェラ)と気がつかず少女を別空間に招いてしまったために殺された。
5巻(24話~27話)
ハルベル・ハーミントン
心の優しい少女。
オーエントの姉。
彼女は“起源の魔女(オリジン)”『神秘なる魔女』ルナ・ハーミントンの系譜。魔術の一切を言葉によって発する“召命魔術”の使い手。”召命魔術”は強力無比な魔術。
魔女の呪いによってハルベルの家系は代々魔女だけがしゃべれない、声すら出せない。
彼女の舌にはギドと同じ模様の痣がある。(魔女アンジェラの呪い)
しゃべれないので魔術が使えない。
魔女から受け継いだ知識によって草花で染物、お茶をつくる。お茶は絶品。
オーエント
ハルベルの弟。姉に寄り添う心優しい弟。
しゃべれない姉に変わって物事の説明をおこなっている。
処刑人(スヴェン)と村人に殺されたが、ハルベルの召命魔術によって生き返った。
クレイグ
少年。
処刑人。父親スヴェンのパートナー。
仮面をつけた巨大な化け物を操る。
ハルベルとオーエントの味方になりすまして近づいた。友達をよそおう。
ハルベルの力を奪うことが目的で村にやって来た。
9巻では『聖教騎士団』の仲間に加わり魔女たちと戦っている。
カール・オクリーグと名乗っている。
両腕が義手。5巻『雄弁と沈黙』でギドとやり合って失った。
スヴェン
クレイグの父親。
処刑人。クレイグのパートナー。
ハルベルの紅茶がお気に入り。
ハルベルの”召命魔術”よって滅ぼされた。
村長
第五大陸にある国の山に囲まれた辺鄙な村の村長。
魔女ハルベルと弟に家を提供し2人によくしていた。
また、ハルベルのつくった染物、お茶を売ってくれた。
クレイグの化け物によって殺された。
5,6,7,8巻 (28話~41話)
ダンウォード・コルヴェクト
吸血鬼。魔響教団のメンバー。
『夜族(グニル)』の元王。
夜族の血をもっとも強く受け継ぎ、月の魔力に愛された者。そのため、満月の夜に力は強大に増す。また巨大な狼の姿になる。
100年前『夜族』の王ダンウォード・L・コルヴェクト。( “L” は王の印)
最強の吸血鬼だった。『血族』『人間』から恐れられていた。
残酷、残虐、気まぐれに殺す、暴君だった。その上、噂を聞きつけては現れる進神出鬼没だったので恐れられていた。
しかし、強く、美しく、残忍だったため吸血鬼達の憧れでもあり、『血族』の吸血鬼ですら彼に心酔いする者もいた。
そんな彼の妻は人間の女性だった。そして、息子2人、娘1人の子供がいた。
ダンウォード王の暴君ぶりに、『人間』と『血族』は手を組み『夜族』と決戦をする。戦いの場所に集結した『夜族』の裏をかき『人間』がダンウォードの城(家族が暮らす)に火を放った。
『人間』に城の場所を教えたのは魔力を手に入れたドルネイズだった。
魔力を手にいれたドルネイズによってダンウォードは瀕死の状態となった。そこに、オスカーが現れ自分の血をあたえて”血の契約”を結び蘇った。
ダンウォードの目的は女王への復讐だった。
吸血鬼は血を飲まないと弱っていくので、オスカーは何度も自分の血を飲むようにすすめたが、彼は拒みつづける。それはダンウォードが男の血を飲みたくなかったから。
ダンウォードの性格
作法にうるさい。
女性には礼儀的(一応)。
女性の血が好みでオスカーの血であっても飲みたくない。(男性だから)
プライドの塊、傲慢、自惚れがすごい、我が強い、自分勝手で気まぐれ。
まわりの言うことは聞かず、当然協力もしない。
自分にとって利用価値があると思うと大切にするが、利用するために何でもする。
仲間(ギドとアシャフ)を裏切ることも平気。
常に冷酷ではあるが、相手を認める分部もある。それは力だけではなく誇り、知識、心持といった分部。(人間の妻)
認めた相手、家族には ”愛情” を抱く。
妻の言葉を大切にし、後悔は家族の最後のときに一緒にいなかったこと。
ドルネイズへの復讐は家族のためだった。
オスカー
オスカー・オルエンシア。
男性。魔女。
『オルエンシア・セット』第4階層の創造主 ”偉大なる魔女” リオネル・オルエンシアの系譜。
リオネル・オルエンシアは ”起源の魔女(オリジン)” 。
太陽を呼ぶことができる。
日の出ていない間は ”力” も ”魔女としての魅力” も失われている。
彼は術や知識だけではなく趣味、趣向まで受け継いだ。(女性の様な様子はその為)
人間の魔術師としてダンウォードの助手をしている。
夜はダンウォードの支持に従っているが、昼は彼の支持にダンウォードが従うことになっている。しかし、ダンウォードは昼間も自分の我を通している。
思慮深く冷静でまとも。ダンウォードの身勝手な行動の仲裁役を務めている。アシャフもダンウォードより彼を信用している。(ダンウォードは気まぐれで我を通すため)
見た目が華奢で女性の様な容姿なので、他の吸血鬼達は女性と思っている。本人はイヤではないらしくドレスを着ることもある。
ドルネイズとの闘いで瀕死の状態となったダンウォードに自らの血をあたえ蘇らせた。
クレンセン伯爵
吸血鬼。『血族』の伯爵。
女王もろとも『夜族』の滅亡をもくろんだがオスカーによって阻止された。
ドーラー・ウー
吸血鬼。『血族』最高の闘士。
再び現れたダンウォードとの『決闘』に敗れるも不死身なので復活してる。
ドルネイズ・ギィワース
現在は、ドルネイズ・L・ギィワース 『夜族』の女王。名前の「L」は女王の印。
吸血鬼だが魔術が使える。
100年前、彼女のあやしいまでの美しさによって「魔女」と呼ばれることもあった。しかし、彼女は魔女ではなかった。そして、ダンウォードの愛人だった。
傲慢だった彼女は王妃(ダンウォードの妻)を見下す発言をしたばかりにダンウォードの怒りを買い傷つけられ捨てられた。
彼女は傷も癒えない自分のか弱さを憎んだ。
そこに魔女アンジェラが現れ彼女に口づけして自分の魔力を分け与えた。
ドルネイズは愛を欲しっていた。ダンウォードに捨てられ「自分は人間にも劣るのか」と悔しがっている。
その一方で、ダンウォードの瀕死の娘を助け、100年のあいだ自分の側で使用人として置いていた。
魔女アンジェラの寵愛によって魔力を手に入れるも、その愛すらも一時的な気まぐれであったことに落胆する。
ドルネイズの魔力はただ与えられた物に過ぎず彼女には使いこなす知識もスピードもなかった。そのため、再びオスカーの血を飲み満月によって最高潮にたっしたダンウォードにはかなわず、最後は日の光に焼かれて消滅した。
ダンウォードの弟
吸血鬼。
『夜族』と『血族』の ”橋” をしている。
兄ダンウォードに憧れていた。失脚したあとのダンウォードにも協力している。
美食家。人間の肉はどれが1番美味しいのか、性別、年齢、貧富などいろいろ試した。ちなみに中年男性の肉が1番うまかったそうです。
ダンウォードの妻
人間。「王の品位と誇りを」ダンウォードに言った言葉。
ドルネイズの告げ口により『人間』に焼き殺された。
ダンウォードの息子2人
人間と吸血鬼の血を持つ。
1男と3男。
ドルネイズの告げ口により『人間』に焼き殺された。
ダンウォードの娘
人間と吸血鬼の血を持つ。
3兄弟の真ん中。ダンウォードと同じ髪の色。
ドルネイズの告げ口により『人間』に焼かれるも、吸血鬼の血により生き延び、太陽の光のしたでは人間の血によって滅びることはなかった。
瀕死の状態だったがドルネイズに助けられ、100年のあいだ女王の側につかえていた。
ドルネイズは彼女の体をアンジェラに差し出した。
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