【魔女と野獣】魔女ハルベルとオーエント

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漫画【魔女と野獣】5巻に掲載されている『雄弁と沈黙』はギドとアシャフが出会った事件で、魔女ハルベルとオーエントにまつわるお話。あらすじ、見どころ、感想を紹介しています。ネタバレはありません。

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『雄弁と沈黙』目次

<5巻>

  • 第24話 雄弁と沈黙ー序幕ー
  • 第25話 雄弁と沈黙ー第ニ幕ー
  • 第26話 雄弁と沈黙ー第三幕ー
  • 第27話 雄弁と沈黙ー終幕ー

『雄弁と沈黙』あらすじ

3年前、アシャフは1人、魔女を保護するため、第五大陸にある国の山に囲まれた辺鄙な村にやって来ました。

この村の魔女は長く住みついていましたが、特に騒ぎも事件も起きなかったので、外の人間は魔女が住んでいることを知りませんでした。

ところが、最近になって奇妙な事件が相次ぎ村に魔女が住んでいることが知られました。

アシャフが村に到着したとき、駅のホームで棺桶を背負ったギドの姿を見かけました。

この村の魔女はハルベル・ハーミントンという口のきけない少女でした。彼女にはオーエントという弟がいました。

姉弟が道を歩いていると家畜をバラバラに殺された村人が近づいてきてオーエントの胸倉をつかみハルベルに「頭のイカレタ魔女の仕業」だと怒鳴り出しました。

後から来た姉弟の友達クレイグがハルベルにそんな事はできないと言いましたが、男は人間の出来ることじゃないと更に怒りだしました。

そこへアシャフが現れ、男に洗脳魔術をかけて家に帰る様に言い、ハルベルには話がしたいと言いましたが、更にギドもあらわれハルベル目がけて攻撃を仕掛けてきました。

アシャフはギドを押される為に魔術を使い結界を張りました。するといきなり仮面をつけた巨大な化け物があらわれギドを殴り飛ばしました。

その様子を遠目で見ていた村人たちは、化け物を出したのは魔女ハルベルだと思いました。

ハルベル・ハーミントンについて

優しい様子の綺麗な少女。魔女。

弟オーエント。

彼女は“起源の魔女(オリジン)”『神秘なる魔女』ルナ・ハーミントンの系譜。魔術の一切を言葉によって発する“召命魔術”の使い手。

しかし、ハルベルの家系は代々魔女だけがしゃべれず、声も出せなかった。

ハルベルは魔術が使えなかったが、魔女から受け継いだ知識によって、草花を使って染物、おちゃを作って生活費を稼いでいた。

彼女のつくるお茶は絶品で、あまりの美味しさに飲んだら誰もがお茶のファンになる。

アシャフは「こんな美味しいお茶飲んだことない」と言い、ギドはあまりの美味しさに言葉を失いました。

彼女の舌にはギドと同じ呪いの痣があります

『雄弁と沈黙』登場人物

ハルベル・ハーミントン 優しい少女。魔女。オーエントの姉。

“起源の魔女(オリジン)”『神秘なる魔女』ルナ・ハーミントンの系譜。魔術の一切を言葉によって発する“召命魔術”の使い手。しかし、代々魔女だけがしゃべれず、声も出せない。

オーエント 優しい少年。ハルベルの弟。

クレイグ ハルベルとオーエントの友人。

スヴェン クレイグの父親。 ハルベルとオーエントのお世話をしている。

村長 優しい村長。ハルベルとオーエントが生活出来るように力になってくれた。

村人たち

下記で登場人物について詳しく紹介しています。※ネタバレもあるのでご注意くさい。

『雄弁と沈黙』見どころ

  • ギドの登場
  • 黒幕の正体
  • ハルベルの魔力

『雄弁と沈黙』感想(ネタバレなし)

アシャフとギドが知り合ったエピソードだったので、どんな知り合い方だったのかワクワクしながら読みました。

ギドは出会ったときから乱暴者でした。彼女は魔女と言うだけで、いきなり攻撃を仕掛けていきます。自分より大きくて重い棺桶(鉄製)を背負ったまま攻撃しています。

どんだけ怪力なんだと引きました。

ギド自身は変わっていませんでしたが、身だしなみは変わりました。

恐らく同じ服を着っぱなしだったんでしょう。ボロボロの服を着ていました。

前髪もだらりと垂れ下り、自分自身を気にかけている感じは全くありません。

教団に入ってからのギドは可愛い服を着ているので、そっちの方が好きです。ギドは可愛いので何を着ても似合います。

ボロボロなうえ凶暴で荒っぽいギドでしが、アシャフの話に耳を傾け、自分が感じたことと照らし合わせて物事を正確に判断しています。

アシャフがギドのことを「合理的で無駄なことをしない」と言っていましたが、出会った当初からそういった態度がうかがえます。

ギドの攻撃対象は自分に呪いをかけた魔女だけ、もしくは、自分を邪魔する者だけのようです。

とは言えアシャフが縛りの術を解いてギドと一緒に歩いているのを見て「もう、信用しちゃって大丈夫なの?!」と思っちゃいました。

私だったら、凄いパワーとスピードを持った得体の知れないギドは、怖くてすぐに近づく気になれないし一緒に歩いて帰ることも考えられないです。

何気にいろいろ見抜いているぽいアシャフがスゴイと思いました。

そんなアシャフの紳士的な行動にも驚きました。

漫画の中でさりげなく描かれていますが、アシャフはギドの棺桶を背負っています。ええっ?!彼女は怪力で自分を襲った人だよ?!

ギドもいいの?自分の背負っていた棺桶を怪しい魔術師に持たせちゃって大丈夫なの?

アシャフもギドも出会ったばかりなのに、気を許しすぎじゃない?・・・と気になりつつもハルベルの美味しいお茶が心を和ませたのかな?と思いました。

ギドがハルベルのお茶がまた飲みたくなったことを「魔術をかけられた」と思ったくだりが好きです。ギドらしくて可愛いです。

私も ”ハルベルのお茶” 飲みたいです。

『雄弁と沈黙』は最後はハッピーエンドですが、ハラハラ、ドキドキしました。優しい姉弟がおとしいれられます。

もしかして村長さんも助かった?そこは描かれていませんが、そうだったらいいなぁと思いました。

5巻の最後にギドが『魔響教団』の研修を終えて人間の生活をはじめるエピソードが掲載されています。

ギドの着る服を選んでいるのはミシャなんですよ。いつも可愛い服を着ていますよね。オシャレなギドが見れるのもこの漫画の好きなところです。

最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。

それでは、またね。

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