漫画『SPY×FAMILY 6巻』あらすじ、感想と「地下テニス大会」の説明を紹介。そしてついにデスモンドが登場します。一部の感想にはネタバレがあります。(基本ネタバレなしです)
掲載: MISSON:31~37
2020年発売。著者:遠藤達哉
6巻の掲載内容が一目でわかるにゃん。
サクッとよめるあらすじ付にゃん。
各ミッションの感想にゃん。
一部の感想にはネタバレがあります。
基本、ネタバレなしです。
目次で確認してくださいね。
<6巻の掲載内容>
- MISSON:31 テニスの試合
- MISSON:32 テニスの試合
- MISSON:33 テニスの試合
- MISSON:34 テニスで決める
- MISSON:35 デート
- MISSON:36 デパートで買い物
- MISSON:37 懇親会
- SHORT MISSON:4 ヘンダーソンの朝
- おまけ アーニャ、ボンド、もじゃ
地下テニス大会『キャンベルドン』
キャビー・キャンベルトン(56)が主催する地下テニス大会のこと。
非合法イベントであり闇賭博である。参加者は「闇テニスクラブ会員」であり、各試合ごとにペアをえらび巨額のお金を賭ける。
ゲームのルールは、テニスの基本的なルールですが、薬、特殊装置、裏工作など使ってもよい事になっている。(要は勝てばいい)
地下テニス大会でのロイドとフィオナの対戦相手
ガレッソ・フォニー(ロイド)とトバリー・フォニー(フィオナ)という偽名で参加しています。
2人の設定はフィオナの密かな願望である「夫婦」です。
ちなみに、1回戦の対戦相手(ウォルソン/バボル)は、元プロテニスプレーヤーです。グランドスラムを制覇した伝説のコンビなので、強敵です。
2回目の対戦相手(ボリック兄弟)は、主催者キャンベルと同席している人物の息子たちです。ドーピング剤(OSO-R)を使って試合に挑みます。
※ドーピング剤(OSO-R)とは、政府と共同開発中の筋肉増強剤。
決勝相手は、主催者キャンベルの子供であるキャンベル兄妹(兄キャロル/妹キム)です。幼少期からテニスの英才教育を受けています。また、兄はジェットラケットを使用し、妹はウィップラケットを使用する。
※ジェットラケットとは、ラケットにエンジンがついているので、打ち返した玉が高速になる。
※ウィップラケットとは、ハンドルから球を打ち返す部分が切り離され、どんなに離れた球でも打ち返すことができる。
参加ペアは20ペアで、決勝戦までは4試合勝ち抜かなくちゃダメです(5試合目が決勝戦)。
作中では3試合のみ紹介されており、3回戦、4回戦は1コマで描写されています。
ただ、はっきりと参加ペア数、決勝戦までの試合数は書かれていません。
上の情報は、作中に描かれた対戦表と3、4回戦とおもわれる1コマを参考に紹介しています。
MISSON:31~33 あらすじ
ロイドの次の仕事は、フィオナと組んで「ザカリス文書」の手がかりを手に入れることです。
「ザカリス文書」とは、故エリック・ザカリス大佐が残した機密情報のことで、その内容は東西が戦争になりかねない情報と言われている文書でした。
この文書のありかが記されていると言われているのが「日向の貴婦人」といわれている絵画です。
この絵画の元持ち主が故エリック・ザカリスでした。
現在は、エネルギー産業を手掛ける資本家キャビー・キャンベルが所有しています。
彼は、古美術の収集家としても有名でした。
ロイドとフィオナの任務は「日向の貴婦人」を手に入れることです。
そして手に入れる手段としてキャンベル主催の「地下テニス大会」に夫婦ペアとして参加することにしました。
この「地下テニス大会」の優勝者には、賞品としてキャンベルコレクションから好きな物を与えられることになっているからです。
ロイドとフィオナは、「地下テニス大会」の優勝を目指して試合にのぞみます。
一方、ロイドは、ヨルとアーニャには「仕事仲間とテニス大会に参加する」と伝えていました。
そこで、ヨルとアーニャは公園でテニスをすることにしました。
感想
フィオナさんが自分の願望を仕事に持ち込んでいるのが可愛かったです(設定を夫婦ペアにしていた)。
表情に出さないのでとてもクールに見るけど、実は「ロイドが大好き」で「ダメダメ人間になったロイドを想像して、自分が守る」と勝手に熱くなっていたりと面白かったです。
テニスはロイドさんとフィオナさんが圧倒的に強かったので、対戦相手が八百長したぐらいで丁度よかったと思いました。(笑)
あと、フィオナさんのクルクル巻きのロングヘアーってお蝶婦人(エースをねらえ)を意識してるのかな?(笑)(もちろんフィオナさんではなく作者の遠藤さんが、です)
MISSON:34 あらすじ
テニスの試合が終わり、ロイドとフィオナはフォージャー家の近くにある公園まで来ました。
そこでは、アーニャとヨルがテニスおわり、帰ろうとしているところでした。
フィオナはヨルの姿をみつけると、アーニャとヨルに歩み寄り挨拶をしました。
そして「オペレーション梟(ストリクス)のために、ヨルの運動能力が基準に足りているかチャックしたい」とロイドに伝えると、ヨルにテニス試合を申し込みます。
ヨルはロイドがテニスの強い人と結婚したかったかも」と考え、フィオナに勝つためにテニス試合を受けました。
ヨルは「手を抜くことは相手に失礼だ」と考え全力でラケットを振りました。
感想
フィオナさんがヨルさんに、テニスの試合を申し込んだとき、フィオナさんはムチャクチャ強いので「ヨルさん負けちゃう~!!」とハラハラしました。
しかし、ヨルさんは人間越えの怪力でした・・(心配無用でした)。
ヨルさんの宇宙人並みな怪力を見れて大満足です。
でも、フィオナさんがちょっと可哀そうだったかな・・・。
MISSON:35 あらすじ
ヨルは「フィオナの出現で自分はロイドに捨てられてしまうのでは」と心配していました。
ヨルの様子の変化は、近所のおばさん達が噂するほどでした。
ロイドはおばさん達の噂話をききつけ、ヨルが弟(ユーリ)に相談したら大変なことになると考えました。
そこで、ヨルの誤解を解くため2人ではなしが出来るバーへ誘います。
感想
ヨルさんは、自分たちの結婚は形だけの結婚なので、ロイドさんがフィオナさんの事を好きだと勘違いしています。
フィオナさん美人で何でも出来そう(家事育児など)だし、ロイドさんと職場も同じなので心配するのもわかります。
ロイドさんは、ロイドさんでヨルさんの様子がおかしい事を「自分に対して恋愛感情を持ってる?」と勘違いします(これは勘違いなんでしょうか?)
お互いが「勘違い」して何だか話が複雑になっているような。
MISSON:36 あらすじ
イーデン校では来週、皇帝の学徒たちと保護者が集う懇親会が開かれます。
アーニャはロイドのミッション「梟(ストリクス)」を協力するため、デミアンと仲良くなろうと彼のあとを付け回しています。
アーニャの友達ベッキーは、デミアンの後を付け回すアーニャを見て「アーニャはデミアンの事が好き」なんだと思いました。
そこで、ベッキーはアーニャを応援するため「男は女の見た目にイチコロだ」と説明し、一緒にデパートに行く提案をしました。
後日、アーニャはベッキーの車でデパートに向かいました。
感想
アーニャちゃんとベッキーちゃんのファッションショー、とっても可愛かったです。
アーニャは結局、お洋服は買いませんでした。
それでも、アーニャとベッキーの友情が可愛い、心あたたまるお話でした。
MISSON:37 あらすじ
イーデン校の「懇親会」当日、財界の大物、学者、芸術家、アスリートなどの著名人も集まります。
この「懇親会」は、半期に1度ひらかれ「皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)」とその親、OBなどが集まる伝統行事でした。
ダミアンの兄(デミトリアス)は「皇帝の学徒」なので父(デスモンド)と一緒に懇親会に参加します。
ダミアンは兄を通して父に「懇親会後に会いたい」ことを伝えていました。
デスモンドは多忙なためデミアンに会いにくるか分かりませんでしたが、ダミアンは父を待つことにしました。
一方、ロイドは懇親会の様子を伺うために変装して構内に忍び込んでいました。
感想(ネタバレあり)
ダミアンくんは「お父さんは自分に関心がない」と思っています。
勉強を頑張り「皇帝の学徒」になって、お父さんに褒めてもらおうとしています。
中間考査では学年2位の成績でしたしね。すごく頑張っています。
今回、多忙なデスモンドさんがダミアンくんに会いにくるのか、ドキドキしました。
そして、ついにデスモンドが登場しました!
デスモンドさんとダミアンくんの再会シーンは7巻へつづきます。
どんなお父さんなんでしょうか?
楽しみです。
SHORT MISSON:4 あらすじ
ヘンダーソン先生の朝の日課が紹介されています。
感想
ヘンダーソン先生の朝は、とってもエレガントな過ごし方をしています。
それが、子供たちにあったとたん木っ端みじんに砕け散るのって・・・現実、そんなもんですよね。
だからこそ「自分の時間はエレガント」に過ごしてほしいと思いました。
わたしの朝はワシャワシャしています。
「エレガント」とは程遠い過ごし方です。(^^;
おまけ 1ページ
アーニャ、ボンド、もじゃ(フランキー)のおまけマンガです。
感想
1ページのショート、ショートまんが。
3人とも可愛い💛
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